
最初に行った心療内科への通院&服薬は勝手な判断で中止しましたが、そのクリニックが紹介してくれたカウンセリングルームにはしばらく通いました。
海外ではカウンセリングが当たり前で、人々の生活に馴染んでいる国も多々あるようですが、日本だとまだまだ受ける機会は少ないですよね。
私もそれが最初で、今のところ唯一のカウンセリング経験です。
担当してくれたカウンセラーの方は、顔が小さくてスッキリした印象の背の高い女性でした。穏やかそうに見えます。
嫌悪感を抱くこともなく、むしろ良い印象でしたが、自分は食べて吐いて食べて吐いて…「食べる」ということの呪縛に苦しんでいるのに、正直、聡明そうで清潔そうなカウンセラーの方が羨ましかった。
人それぞれ悩みや苦しみ、トラウマなどはあると思うけれど、過食嘔吐ほどではないだろう、って。そんなことわからないんですけどね。
そして本題のカウンセリング。最初は見ず知らずのカウンセラーの方にあれこれ話すことに対抗感もありました。
過食嘔吐してるなんて、堂々と言えることじゃありませんし、やっぱり恥ずかしいですから。
さらけ出すことを強要されることはありませんでしたが、できるだけ思いを吐き出すように言われました。
どんなタイミングで、何をどれくらい過食し、吐いたか…その時の心境は?
過食嘔吐に関わらず、最近の悩みや、日常生活で起こったことは?
本当はどんなことを望んでいる?自分の理想の姿は?
色々な話をしました。話をするうちに少しずつ自分の気持ちが整理され、本当は何に不満で何に怒っているのか、絡み合った糸が少しずつ解けるように…
時に話ながら涙がボロボロと流れることもありました。
しかし、その絡み合った糸が解け切るには、時間もお金も足りませんでした。
45分間のカウンセリングは1回につき7,500円。
確か、1時間半で15,000円という金額を提示され、それは継続することが難しいと相談したところ、半分の時間・金額のプランを案内してもらったのです。
当時、私は正社員の仕事だけでなく、そこそこ時給のいいバイトをしていたので(水商売や風俗ほどではありませんが…)、何とか捻出できましたが、2週に1回となればやっぱり高いですよね。
カウンセリング開始から半年くらいでしょうか。妊娠がわかり、お金の面でも通い続けるという面でも無理と判断してカウンセリングは止めたのです。一旦休止という形で。
初めての妊娠ということでそちらに心が行っていたからか、過食嘔吐の頻度が減っていたというのも、カウンセリングを止めたひとつの理由でした。
後日談…出産をしてから半年以上にわたり過食嘔吐が止まっていたので、カウンセラーの方に電話をして、状態が良くなってきている報告とお礼を伝え、もうカウンセリングは不要とも伝えました。
結局、また過食嘔吐が始まるんですけどね…(泣)
私の場合、こんな感じでまたしても摂食障害の治療を途中で断念してしまいましたが、お金と時間に余裕があり、相性の良いカウンセラーが見つかるのなら、カウンセリングは悪くないと思います。
ただ、こちら側の性格にも合う合わないがあるでしょうが…。
はぁ…なんて厄介なんでしょう…摂食障害。