●Register Manager
レジスタの値を参照する画面です。
・・・が、デバッガ機能が無いのに何故レジスタの値を参照する画面が!?というツッコミがありそうです。
Listingの画面で細かく触れていなかったのですが、値を仮定でいれることで、その先の処理でどんな値が入るかをシミュレートする機能があります。このとき、当然レジスタも関わりますので、その場合にここの値に変化がでるのかも?しれないです。
その機能使えばデバッガに近いことができるのでは!?・・・といえば確かにそうなんですが、やはり機能的に不十分です。それまでの処理の結果の値が格納されていなければいけなかったり、動的に確保された領域に設定されたパラメータを見なければいけなかったりするので。
デバッガ機能が追加された場合、これは必須の画面になります。
●Relocation Table
メモリにロードされたときにリロケーションされたアドレスなどを参照する機能の模様。
今回の検体を読み込んだ際には特に値がでていなかったため、詳細は不明。
●Script Manager
解析に用いるスクリプトの管理画面です。
いくつかのスクリプトが用意されているため、それをチェックして実行することで解析に利用できます。
スクリプトの使用例:
- スクリプトのリストから、実行したいスクリプトを見つけてチェック。
- 下部の説明文で、スクリプトの内容を確認。
- 上部のバーの緑の矢印ボタンをクリックし、スクリプトを実行(例では、コンソールにメッセージを出力)。