Ghidraの操作メモ - Windowメニュー(その3) - | reverse-eg-mal-memoのブログ

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サイバーセキュリティに関して、あれこれとメモするという、チラシの裏的存在。
medium(英語):https://sachiel-archangel.medium.com/

●Comments

コメントを表示します(そのまんま)。

コメントは、解析時に自動的に付与されます。

ユーザが追加することも可能です。

 

 

コメント追加の一例:

  1. Listingの画面でコメントを追加したい箇所で右クリック(下図では、「FUN_496dc0」のところ)し、ポップアップメニューから「Comments」を選択。右に表示されるサブメニューから、設定したいコメントの種類をクリック(ただし、表示される画面は共通で、上部の最初の選択タブが変わるだけ)。
  2. 表示されたダイアログにコメントを記述。
  3. OKを押して登録完了。指定した位置にコメントが表示される。
 
コメントの種類は以下のとおり。
End-of-line(EOL) 対象の右側に表示。
Pre 対象の上側に表示。
Post 対象の下側に表示。
Plate 上部にブロックヘッダとして表示。「*」で囲まれる。
Repeatable EOLコメントが無い場合に対象の右側に表示。コードユニットへの参照の "from"アドレスにも表示される。
 
 
 

●Console

解析ツールなどの実施結果をコンソール表示します。
分析時には、あまり見ないかも・・・。
 
 
 

●Data Type Manager

データの型(構造体)情報を編集・管理する画面です。
解析時、既知のデータ型や構造体の場合、自動的に設定してくれるようです。
いつもAPIの呼び出しの度にググッては構造体のパラメータを確認していますが、都度編集しておけば何度も調べなおす必要がなくなるので、上手く活用できると便利そうです。
(もしかするとIDAでもある機能かもしれないけれど、使ったことがないので知らない。)