Ghidraの操作メモ - Windowメニュー(その2) - | reverse-eg-mal-memoのブログ

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サイバーセキュリティに関して、あれこれとメモするという、チラシの裏的存在。
medium(英語):https://sachiel-archangel.medium.com/

●Bookmarks

ブックマークをリスト表示します。

ブックマークは、システムが解析時に勝手につけています。

また、ユーザが任意に追加することも可能です。

(下の画像では、一番下の行が任意に追加したものです。)

 

ブックマークの追加方法の一例:

  1. Listingの画面でブックマークを追加したい箇所で右クリック(下図では、「FUN_4964a0」のところ)し、ポップアップメニューから「bookmarks...」をクリック
  2. 表示されたダイアログにカテゴリと詳細を記述。Typeは「Note」で固定の模様。
  3. OKを押して登録完了。一覧に追加されていることが確認できる。
 
 

Byte

16進数のバイナリデータをそのまま表示します。
IDAでいうところのHexビュー。x64dbgでいうところのダンプにあたる情報表示ですね。
私の場合、この画面超使う。むしろ、無いと解析無理
個人的には、対応する文字コードを右側に表示して欲しかったですねぇ。
調査時に参照しているアドレスのデータを見たときに、そこが文字列データだと気がつくきっかけになることがあるので。
(もしかすると、設定で表示できるのかもしれないが、いまのところ未発見。)
 

 

 

●Checksum Generator

チェックサムの計算・表示機能です。Toolsメニューからでも同じ画面を開くことができます。

選択した範囲について、各計算方法でチェックサムを計算するための機能・・・らしい。

ある一定サイズの領域で、他の同様の領域とデータが同じかどうかを判断する際に、領域を選択して計算して合致すれば同じ、合致しなければどこかに差がある、といったチェックには使えそう。

個人的には、いままでの解析でなかなかそこまで気にする用事はなかったけど、覚えておいて損はなさそうです。