釣ってきた魚を食べる時に飲む缶ビールの持ち方と、
何とも言えないサイズのビール缶に、
一瞬でハートをを鷲掴みにされた【井嶋あきら】さんと、
頭部の感じに親近感を覚えずにはいられない【ふくまる大将】さんである。
二人とも気さくな人柄で釣り場も防波堤などの身近なシチュエーションが多く、
ユルい感じの本格的過ぎない釣り動画という点が、
雑魚釣り人のワタクシにとっては視ていて心地よい。
その二人の動画で最近印象に残ったのが〝ヒラメ〟釣りである。
ほ〜ヒラメかぁ。
言わずと知れた高級魚だ。
しかし、意外と釣魚としては身近で、割とどこにでも居るらしい。
確かに、我が釣りの原風景《草津漁港》でもフカセ釣りで釣れたという実績がある。
よーし、となれば次のターゲットは高級魚ヒラメにしようではないか。
あぁ、二人のYouTuberの動画を見れば見るほどにイメージが膨らんでゆく。
いかん、頭の中でヒラメのメリーゴーランドの暴走が止まらない。
そうこうしていると2月28日(金)、午前中の2時間だけ釣行するチャンスを得たのである。
計画はこうだ。
釣り方は泳がせ釣りで。
場所は、釣り公園として解放され、沖のポイントが攻められる「観音東浮防波堤」。
この釣り場は撒き餌やサビキ釣りが禁止なので、エサとなる小魚は胴付きとちょい投げで確保。
取り敢えず何でもいいから小魚を釣る。
キス、ヒイラギ、イトヒキハゼ、小アジなど何でも良い。
ウキは付けずに仕掛けを海底まで沈める。
ヒラメは海中を遊泳するらしいし、弱ったエサが海底に落ちてエイが食わないように、とハリスの位置は高めに設定。
ヤベェ、もう釣れる気しかしない。
それではいざ戦場へ!
浮防波堤の開門時刻を今か今かと待ち構え、ようやくその午前10時を迎えた。
そして、突撃じゃ〜!と釣り道具をワシャワシャ抱えて入口のゲートをくぐろうとした時、
その場に居た係員が慌てた顔をしてこう言ったのである。
「あのー!、2月は平日釣り出来ませーん!」
な、何ですと?!
何と、12月〜2月は土日祝日のみ釣りが出来ることになっているらしい…。
今日は金曜日…。
しかも毎日解放される3月まであと2日…。
ちょっと待ってくれよ、
今ワタクシの頭の中ではヒラメゴーランドが焼き切れんばかりに爆回転中なんだよ。
何日も前からイメージトレーニングを繰り返し、興奮して夜中に目が覚めることもあったくらいにこの日を楽しみにしてたんだよ…。
戦場にすら入れないとは、これはあまりにも想定外だ。
1週間前から楽しみにしていた「ランボー怒りの脱出」を、放送開始直後に「ランボーは嫌い」という一言で嫁さんにバッサリとチャンネルを変えられた時くらいの想定外だ。
思考回路が完全に停止し、しばらく入口ゲートの前から動くことが出来なかった。
さて、これからどうする?
今日与えられた時間は2時間。
他へ移動しているヒマは無い。
例年この時期から休みが激減して、次いつ釣行出来るか分からないので時間を無駄にはしたくない。
というわけで、浮防波堤の手前にある岸壁で無理矢理竿を出すことにした。
ちょい投げ仕掛けを投げ込み、その間に胴付きでヘチを探る。
そして、どちらの竿にもアタリ無く、1時間が経過した頃だった。
胴付きの竿にようやくアタリが!
合わせると何かしら魚がヒット。
しかし、あれ?
リールが固まって巻けない!
何やこんな時に壊れたんか?
毎度おなじみタックルトラブル発生。
しかし、本日最初で最後かもしれない魚だ。
ラインを手で引っ張って引き揚げると…
リールが固まって動かなくなった原因はこれだ。
ラインが何かの拍子にスプールの内側に巻き込まれ、爆回転してシャフトに絡まっていた。
爆回転ならヒラメのメリーゴーランドだけにしてくれ…
そして納竿。
次回ヒラメチャレンジはいつになることやら…。
本日のヤケ酒は、
ワタクシの地元の酒蔵・八幡川酒造より『純米大吟醸八幡川』
ほんのり琥珀色で香りはそんなに強くはないが、
飲めば広島県産千本錦の風味が口中に広がる。
冷やして飲んだが、常温の方がもっと味が濃くなるのかも?
霊験あらたかな極楽寺山の伏流水で仕込んだ酒は、地元というだけで格別な味わいとなる。
















