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ひとり釣りして食って寝る in広島

ひとりで孤独に釣って自分でさばいて地酒片手に食って寝る。でも時には誰かと並んで釣糸を垂れていたい雑魚釣り専門サラリーマン。




そういえば、そろそろ巷では成人式が開催される時期となってきた。
































成人式か…。




結婚式は2度目があっても、成人式は人生でたったの1度しかない。




そんな貴重なイベントなのに、

ワタクシは出席しなかった。









当時、大学受験に失敗して浪人生活を送っていたワタクシは、

目前に迫ったセンター試験を前に追い込みをかけており、

成人式なんていう浮かれたフェスになど参加している場合ではなかったからだ。




会場となった広島サンプラザでは市長の有難い訓示や新成人の輝かしい宣誓が行われ、

懐かしい同窓生との歓喜の再会劇がそこかしこで繰り広げられていたであろう、まさにその時、




ワタクシは代々木ゼミナールの薄暗い非常階段で一人、

駅前のダイエーで買った昼メシのカロリーメイトをかじっては自作の英単語カードをめくり、

そのカロリーメイトに口の中の水分を全部持って行かれてパサパサになりながら、護摩行のごとく英単語を音読していたのである。



目の前の試験を成功裏に終わらせるために…。











しかし、それ以上にワタクシの心身を支配していたのが、

「同級生に付けられた格差」や「社会的地位の無い浪人生」という劣等感であった。







この頃に芽生えた負の感情から長渕剛や尾崎豊を崇拝するようになり、髪の毛を肩まで伸ばして、





どおせオイラは〜♪

都会のビルとビルの隙間にはさまっている〜♪

空き缶みたいなモンさ〜♪

誰か愛をおくれよ〜♪

Wow Wow…〟




と、

思い出すだけで悪寒がしてくるほどダサい歌をあれこれ作詞作曲していたものだ。






おい、勉強しろ勉強。







だから、たとえ試験に対して余裕が有ったとしても、

成人式に出席してまばゆいばかりの同級生と顔を合わせる、なんてことは結局しなかったと思う。














さて、成人といえば、

「チィチィイカ」はこんなに小さくても立派な大人なのである。









1月4日の深夜、初釣りに出かけるチャンスを得たので、昨年に引き続きこのチィチィイカを狙うことにした。




ひとまずやってきたのはお馴染み、草津漁港である。


1月4日   長潮→若潮   干潮  22:57







風も無いし海面も穏やかだ。


潮もタイミングも前回と同じで、もう釣れる気しかしない。






満ち上がりの0時前から始めるが表層では全く反応が無いので、

エギを重めの「ベーシック」に変えてボトムから広範囲に探るも何も変わらず…。






もしかしてシーズン終わっちゃった?









そうこうしていると、え?この時期に?っていう位のゲリラ暴風雨に襲われる。




















止まねーよー!





車に避難するが、雨雲レーダーにも映らない謎の暴風雨は止む気配が無く、場所移動することに。







次にやってきたのは西方面の小さな港。







ここは雨の影響もなさそうだし、人も居ないし、のびのびと出来そうだ。






そして、こんな感じでエギを足元の海面に浮かべてスマホをいじっていると…
















勝手に釣れてたー。








海面に気配は全く無いけど実は居たりするのかぁ。







それからは表層に絞って探り…









独占状態の港を広範囲に移動しながら…







ポツポツと釣っていき、

早朝投げ釣りもやりたいので午前3時で切り上げ、12杯という結果であった。







暗い沖目に投げ込み、明るい手前まで誘ってきてやっとヒットするので、

ペースは悪いがそのまま続けていればダラダラと釣れ続いた感じだ。









そして今回は〝いか飯〟風味のチィチィイカ炊込みごはんにして頂いたが、やっぱり美味い!









シーズン終盤だが、もう一回はこの味を堪能したいものである。