新年一発目の日の出の瞬間という、大変有り難いものを山の頂上で待ち構える行為だが、
当然ながら、
①眠い
②寒い
③暗い
④怖い
⑤しんどい
という、
何一つとして楽しくない要素が満載の道のりを耐え忍ばなければ、あの至高の輝きを拝む事は出来ないのである。
そして本年も、眠い目をこすりながら登山道を登る。
目指すのは広島県廿日市市の「極楽寺山(693m)」山頂手前にある極楽寺展望台である。
吐く息は白く、耳がジンジンと痛い。
気温はおそらく0度に近いと思われる。
登山道は当たり前だが真っ暗で気味が悪く、何か出てきてもおかしくない。
そして、半分くらい登った所で展望が開けた。
やばい、思ったよりも白んでる。
寝坊してスタートが遅かったのもあるが、のんびりしてると日が出てしまう!
しんどいがペースアップしよう。
やばい、もうヘッドライトも必要無いくらいに明るくなって来た。
焦ると余計に体力が奪われ、ゼェゼェと息が切れる。
ようやく山門を通過!
そして最期の最後で心臓破りの階段を登りきると…
息を整えながらその瞬間を待っていると…
7時22分、鐘楼越しに、金箔で包んだかの様に輝く太陽が昇った。
ウチのワンコにも清らかな光線を当てて日頃の邪心を滅殺。
日の出の後は、1200年以上の歴史を持つ極楽寺本堂へ参拝。
さて、この極楽寺の境内には〝一願堂〟という場所が有る。
その由来書きのみご紹介するので、ぜひ読んで頂き、何か感じた方は、然るべき時に、決められた作法を守ってお参り頂ければと思う。
さあ初詣も済んだので、「森永おしるこ」を熱々のお湯で溶き、氷点下の境内で冷え切った身体に流し込む。
そしてこの景色…
だからきっと来年の元旦も何処かの山へ登ることになるのだろう…














