ひとり釣りして食って寝る in広島 -31ページ目

ひとり釣りして食って寝る in広島

ひとりで孤独に釣って自分でさばいて地酒片手に食って寝る。でも時には誰かと並んで釣糸を垂れていたい雑魚釣り専門サラリーマン。



4月29日


AM4:30、起床。




寒いが我慢できない程ではない。




しかし、午後から雨予報なので、それまでに下山する必要がある。




往復で5時間強の予想。


他の登山者が続々とスタートする中、急いで支度をし、登山届を提出。




そして、いざ「夏山登山道」へ!



同時に、登山記録と諸々確認の為のアプリも起動!









あれ?




動かんぞ、どした?












なんーやそれ!


…昨日スマホでナビつけっぱなしにしとったけーか(泣)





登山中、何かと役立つアプリだけに、少々不安を覚えつつ、スマホに頼らずに進むことに。









さて、緑の樹林帯は順調に抜けたものの…





五合目辺りからは完全にガスに巻かれる…。





次第に急登が増え、汗だくで息も絶え絶えに六合目の避難小屋に到着。
何も見えん…





ここまで、ウチのワンコをスリングで抱っこしての急登。

運動不足なのか、酸素が薄いのか、肺が非常に苦しい。




湿気は酷いし、

パンツはもの凄い勢いで食い込むし、





もはや何かしらの拷問である。









そして少し休憩をした後、いざ七合目を目指して出発したのだが、

しばらくして目の前に現れたのは…






登山道を覆うツルツルに凍った雪。





これはいくら登山靴でも、アイゼンが無いと危険過ぎる。




車中泊でお隣さんだった老夫婦も、

手をバッテンしながら降りてくる。




「この先はしばらくアイスバーンよ」、と。









やらかした。










事前確認だと、雪は有るが登山道は大丈夫との事だったのだが、

山を舐めていたことに変わりはない。




大山は、ポピュラーな夏山登山道でさえ、

年間に何人も滑落して救助要請が出されている。




トイプーなんか連れてタダでさえお気楽感が満載なのに、他人に迷惑は掛けられない。









今回は登頂を断念。







折り返した地点の景色を目に焼き付け、下山を開始した。










帰りは行者谷分岐から元谷を経由するルートへ。
林立するブナの巨木










スミレサイシン









毒草 キケマン
※ダンナの保険金殺人にどうぞ





行者谷ルートは、今まさに崩壊が進む北壁を間近に感じながらの下山である。
不気味に響き渡る落石の落下音





そして、元谷避難小屋付近で現在地を見失う。





マジで道が分からない(汗)




動かない役立たずのスマホを片手に、右往左往。




一面灰色の荒涼としたガレ場で、我々は軽くパニックに陥る。


これはもしや遭難………。    そうなん?












が、しばらくして遠くの方に後続の下山者が現れ、

「こっちですよーっ!」と大声で手を振って頂き、泣きそうになった。


あとで思ったが、何故に嫁さんのスマホを見なかったか…










そしてようやく下山口となる大神山神社奥宮まで辿り着いた。










帰宅後、さっそく実家に眠っていたスノーピークのアイゼンを強奪。



令和元年中のリベンジ登山を誓ったのであった。