医師 ビーグルズさんからのプレゼント写真 というか勝手に拝借 左端上に見える山の象の鼻のように見える中腹あたりの裏側が、我が故郷。 この島のずーと右端が父母の実家のある町。あの象の鼻の上で、よく遊び、世界有数の造船所のあった、この撮影地点から上がる花火を、夏の日に、いつも眺めていた。 街の光がキラキラと輝いていて、僕のいる寂しい山の上とはまるで違う憧れの世界がそこにあった。 やがてこの島の高校に進学することになった。同級生たちは私と違う都会の子のように見えた。そんな賑わっていた街も、今は寂れてゆくばかりだ。