百田新党 無駄なあがき | return-of-cd125tのブログ

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 保守新党を立ち上げた、ベストセラー作家の百田氏だが、戦後から強固に構築されてきた官僚他、関連団体を含んだ自民党のパワーにどうやって、立ち向かってゆくのだろう。まあ、3年もすれば撤退ということになるだろう。

 自民党は戦後日本そのものだ。クーデターでも起こさなければ自民党が倒れることなど金輪際ない。三島はそれに失敗したのだ。保守と思われた安倍晋三でさえ、自民党のパワーで総理という役を演じてきただけで、誰がなろうと自民日本は航行してゆけるのだ。無能と言われている岸田文雄にしても自民党という力の一つの歯車に過ぎない。そこから逸脱すれば只ののジジイでしかないが、彼のような国家観も持たず理念もない人間が総理をやって行けるのも自民党のパワーのおかげだ。何一つ変わらない世界は続く。下手な幻想は持たない方が良い。

自民党以外の一般国民はなんだかんだと言っても自民党支持者たちなのだと思う。共産党のような共産主義という明確な理念を掲げる政党以外は本質的に自民党を補完する勢力で、もとより、自民党の敵ではない。だが、数こそ少ないが、共産党こそが秘めたパワーを持ち戦後の日本に君臨してきたことは間違いない。おそらく今現在もまだ健在だ。

 

所謂、戦後体制容認、GHQ体制踏襲派であり、侵略大東亜戦争史観維持派、東京裁判守護、黙認。戦前日本徹底否定。これが日本人であり自民党の党是のようなものだ。この中には保守と言われる自民補完勢力のコミンテルン陰謀論ユダヤ陰謀論者たちも含まれる。そういう意味では日本は完全に負けたという敗北感と敗北主義を抱いたままで、戦前日本を捨てて生きてゆくのだろう。こんな日本というのは日本有史以来なかったことだ。

大半の日本人というのがアメリカによって日本は解放されたと信じ、潜在意識に埋め込まれている猿の惑星の猿と同じだという現実には気が付いていない。 

三島由紀夫は作家であるにかかわらず、柄にもなく国家観を持たなければならない羽目になり、大東亜戦争をアジア解放戦争と認めながらも、東京裁判を覆すための理論的構築を出来ずにか、やろうとしなかったのか、せっかちに、共に死ぬはずであった英霊の住む世界に行った。