日本がアメリカの属国だろうと言っているのは、日本の多くの保守ばかりではない、共産党に準ずる、旧民主党、立憲、維新、参政、他。あるいは保守の大部分ユダヤ資本世界支配論者などであるのだが、これらの論調を包括するのが大東亜戦争否定だ。となれば、あの戦争の声明文に印可をされた天皇をも否定することになる。
にもかかわらず、天皇の戦争責任を問うのは共産党くらいしかない。しかし、共産党のテーゼとして天皇の排除があるのだからこれは論外だ。大東亜戦争に勝とうが負けようと、彼らの天皇抹殺という思想は一貫している。
日本属国化されているにもかかわらず、これほどの経済成長の理由は何かと言うことを、ポチ説の彼らは説明しない。戦争に負けて、奴隷化された国が、勝手に資源を輸入して、物を作り海外に売ることさへ、戦勝国は禁じ、街や農村は戦勝国に占拠され、戦勝国の移民たちに奪われ、日本国民はかってのインデアンのように居留地に追いやられ、人口も激減しているはずである。
日本はアメリカのポチ説は、日本人の甘えか、お人好し民族の性質が強く出たものだろうと思う。
おまけに、ロシアや中国、北朝鮮が日本をなめ、軽んじ相手にしないのは日本がいまだ、アメリカの属国だから、彼らの交渉相手は日本ではなくてアメリカなのだと公言する。それほど日本の保守たちは自虐的なのだ。それらの原因は日本に外交政治のできる人材がいないというだけなのだ。それが出来たのは、かろうじて安倍氏くらいだった。
ロシアはともかく、少なくとも,中国、北朝鮮、韓国は日本に対するコンプレックスから日本を中傷誹謗するのだ。これは明治以降ずーとそうなのだが、その歴史をさかのぼれば、日本がまだ倭の国と言われていた当時、彼らが日本を野蛮な民族と考えていた時代からそれは始まっている。明治以降の、彼らの考えの及ばなかった日本の実力への嫉妬が始まるのだ。蒋介石の日本に対するアジア共栄圏構想に対する反抗がアメリカとの全面戦争に至った原因でもあるのだ。彼の裏切りも日本に対する嫉妬心が原因だろう。漢人の多くと同じように彼のDNAには中華思想が否応なく刻み込まれているのだ。