最近の車のデザインというのはなんでこうも画一的なんだろうと思う。乗りたいと思う車がない。ヘッドの部分がv型で、目が吊り上がったような、なんとも殺伐としたデザインの車だらけで、世の中が伐とするのもわかるような気がする。流行なのかどうか知らないが、これで、電気自動車に移行しようものなら、世も末だ。だんだんと面白くない世の中になりつつある。それと、近頃、旧車に人気があるのは現行の車に魅力を感じなくなったからなのだろう。車にしても家にしても英国は古いものを大事にする伝統が日本に比べ大きいように思う。日本もチャイナ製のすぐ壊れる使い捨てのものを安価だと飛びつくのだが、それは心の豊かさを捨ててゆくようなものだ。しっかりしたものはそう簡単には壊れないし、修理も可能なものが多い。経済が良くないというのだが、安物買いの思想では生きていること自体が安物の人生でしかない。アメリカも日本も同じでチャイナの安物に目がくらみ国を危うくしている。先進国といわれる国が、これではどうにもならない。