雨が上がってきたので10時ころ投票に行ってきた。特別、投票したい人もいないので、お決まりの政党に属す二階派の男に一票を入れてきた。何年か前に保守の会で今は亡き、三宅博さんの講演をを聞きに行って、隣の椅子に座ってにいた自民議員だった。後に彼が二階派だということを知ったのは最近のことだ。当地の県議の多くが二階派で親中で、拉致問題など追及するに及ばず、外務省もその意向だと三宅氏に反発する発言をしていた。保守の会にそのような議員が出席していたのだから馬鹿げている。三宅氏などは拉致問題解決に心血を注いでいた議員なのだが、相次ぐ落選で、力尽き無念のうちに亡くなられた。国家主権を侵されることに平気でいられる議員というものが存在する日本というのは異常としか言いようがない。国民もそれについて関心がないというより、一つのありふれた事件としてしか考え及ばないというのは、戦後の日本人は退化し続けているとしか思えない。自分の子供が連れ去れて探そうともしない親とおなじことだ。こうして日本は朽ちてゆくのだろう。