当時軍国主義国ではない地域は、白人植民地主義国家の餌食になっていた。江戸末期には日本も世界の他の地域と同じく、白人たちの支配化に置かれようとしていたのだ。日本が世界有数の軍国大国になる原点がここにある。ところが、日教組教員によると、いきなり軍国主義国家の日本がシナや朝鮮、東南アジアに侵略を行い、正義のソ連やアメリカ、イギリスなどの連合国にぼろ負けし、最後には絶対的兵器である原爆で日本は全滅させられるところであったにもかかわらず、正義の国々の恩情で、日本国民は救われたというのである。そもそも、論理的であらねならない教師たちが、脈略を無視した物語を信じ、生徒たちに教えているのだ。4年ほど前に高校の同窓会に出席したのだが、宴で盛り上がったその席で、安倍はいかん、あれはいかんと、そのかっての国語教師が宣い始めた。本来論理的であるべき教師の言葉とも思えない発言に、興ざめしてしまった。同窓生の間では、ある意味神隠された、伝説的な教師として知られて、人気の教師なのだが、唯の馬鹿だった。これが日本の文系脳の実態なのだ。論理的に考える人間というのは、それが、真実かどうか確かめるのが普通だ。ましてや、それが自分の属する国家についてのストーリーならなおさらのことだ。こんな教師連の教え子だった生徒たちには同情を禁じ得ない。彼らもまた自国を否定し、結果、そんな国で一生懸命働き終え、自国に誇りを持つことなく虚しく、その生を終えるのだ。国あればこその個人であり、人生なのだが、、それを否定されれば人間という動物に意味などないではないか。日教組はそんなぼけたことを生徒たちに教えてきたし、今だにやっている。