天皇陛下の停戦命令から早73年。日本人は何といやらしく改造されたことよ。敗戦史観洗脳の恐ろしさを今更ながらに感じる今日この頃である。日本の戦後は大東亜戦争の遺産で繁栄してきたわけだが、そのことについては日本人の多くが無自覚だ。逆にアメリカの勝利のおかげで日本に平和が訪れた、2度と戦争などしてはいけないなどとお花畑のことをいうのだ。保守派と言われる人達に顕著なのは東南アジアには資源を求めて日本軍が英国のコロニーを奪いに行ったというのだが、そもそも、ABCD包囲網など白人どもがやらなければ、資源もとりあえず足りたのだ。また国際連盟での人種差別撤廃を白人国家が認め、満洲への要らぬ口出しをせねば、日本人を怒らせることなく、大東亜戦争などは起こしてはいなかった。国際連盟からの満洲撤退要求を受け入れれば満洲にいる余剰人口は遅かれ早かれ飢え死にを待つしかなかった。満洲からの撤退は日清、日露戦争の犠牲と実績を無にすることであり、江戸末期の英傑たちが心血を注いで築いた明治維新をも白紙にするものだった。また江戸末期に逆もどりか、日本滅亡しかなかった。しかし、江戸末期の人口は約3000万人、戦前の人口は一億を超えていたのだ。どうやって、国民を飢えさせずに国家を運営できるのだ。ABCD包囲をやられた時点で、燃料の石油の供給がなくては軍事力も無力化されるわけだ。このことは、完全に白人連合国の日本に対する宣戦布告であった。彼ら白人達は有色人種である日本人を完全に抹殺する方針を決めたのだ。これこそ、レイシズムと言わずして何というのだ。日本に残された道は東南アジアの植民地にされた原住民に喚起を呼びかけ大東亜共栄圏を構築するしか道は残されていなかったのだ。唯の独裁国家にそのようなアイデアも生まれるはずもなく、企画立案力もあるはずがないではないか。東条英機閣下はすごい策士だったのだ。