これを言っているのは日本共産党ではありません。れっきとした日本の若い保守派の自称歴史家たちだ。倉山満、林千勝ら諸々の若い世代の保守派たちの共通した見解のようだ。彼らのほとんどがベノナ文書を鵜吞みにして、コミンテルン敗戦革命大東亜戦争誘導説にはまっている。どうして、このような説をいとも簡単に信じてしまうのかと言えば、彼らは日教組の教育の洗礼を強烈に脳にインプットされてしまったしまった世代だからだ。日本悪玉を洗脳され、自分たちの親や先祖が完全に否定されたことで自分のアイデンティティさえも否定されかけた自虐脳が日本の善の部分を必死に探し求めていた出口にコミンテルン誘導説という助け舟が現れた。これに従えば日本はおろか、洗脳主の白人たちにも傷は付かない。東京裁判でさえ容認できる。複雑な血を吐く脳内作業をしなくても労苦なく日本は悪くなかったという日本肯定のバイパスが出来てしまったのだろう。私たち60歳を過ぎたものさえ、NHKほかあらゆる媒体で戦争を美化してはいけません、を初等教育の後期に埋め込まれた世代なのだ。長年かけて行われた洗脳が簡単に解けるはずがない。日本悪玉論である東京裁判史観から完全には抜け出せない自分を時々発見するのだ.
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