愛ネコ べつぴんさんのアベルが死んだ | return-of-cd125tのブログ

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およそ13年あまり私たち家族に寄り添ってくれた命が何処ともなく消えて行ってしまった。食前、食後に爪とぎをしてすぐに寝てしまうのが日課だったネコしとして生まれた雉トラアベルだ。もちろん 雑種の拾いネコだ。大工の息子が高校を卒業して工務店に勤めはじめた時に近くから拾ってきたのだ。最初に連れ帰ってきたのは白いネコだつたのだが、姉妹ネコがもう一匹いるというので、家内が可哀そうだからと その子も引き取る羽目になつてしまった。姉妹の白ちゃんは5年前に急死した。彼女は運動好きで、好奇心旺盛、 方や、 雉トラのアベルは寝るのが趣味だった。とにもかくにも この姉妹ネコ わたしよりも 大切にされ このたび手厚く荼毘にふされた。だけど、ネコも13年も一緒にいれば 人の歴史に結構、深く関わってくる。家内などは この異星人のために何日も泣き明かし 食事もろくに喉を通らない。雉トラアベちゃんは1年以上前に乳がんになり二度の手術の甲斐もなく最近リンパにまで転移してしまい、ほとんど呼吸もままならなくなってしまった。何度か息も止まるほど苦しみ、のたうち回る。それでも生きようと必死に持ちこたえているのだ。獣医は酸素室を勧めたが、家内の苦渋の決断で安楽死させた。私はその場を見ることを拒否したが家内が最後を看取ってくれた。男というものは情けないものだ。注射に怯えて少し暴れたようだが、あれで善かったのだ。