あの大戦で300万人以上の日本人が犠牲になったのだが、日本を戦争に誘い込んだのは アメリカの背後にいたコミンテルン すなわち 共産主義者たちの陰謀によって仕組まれた戦争であったという説がまことしやかに流布されているようだが それを言うと アメリカの戦争犯罪も軽減 あるいは帳消しになるというイメージに 人の好い日本人は簡単に そう思い込まされてしまう。私はそれこそが陰謀だと思わざるを得ない。白人たちが500年に亘った有色人種への虐殺と支配 略奪があの戦争以来ぴたりとやんで 白人たちがよい人 正義の人たちになり人道主義を訴えるようになった。我が日本帝国が白人たちに おまえたちだけが人間ではないのだぞと ほぼ勝ち目はないと思われた戦いを挑んだおかげでアジアは解放された。彼らは大東亜作戦ですべての植民地を失った代わりに人種平等という概念を500年も経ってやっと学んだのだ。と言えば聞こえはよいが、自分たちの悪事を隠滅するために日本を侵略国家に仕立て そのような歴史的事実はなかった事にしようとしているのだ。戦前に日本が国際連盟で人種差別撤廃案を提出したにもも関わらず当時のアメリカ大統領ウィルソンの卑怯な横槍によって却下された。それを認めてしまうと白人たちは自分たちの植民地を手放し 独立を許すことになるからだ。アメリカも黒人を白人と同じヒューマンビーングとして認めなければならなくなるからだ。あの国際会議で人種平等案を白人国家が受け入れていれば大東亜戦争など起こるはずもなかつた。このことはアメリカが負うべき重大な戦争責任のうちの一つであることには間違いない。結局、日本は人種差別解消のために310万人以上の尊い命を人柱として犠牲にせねばならなかった。今、現在の世界人種平等秩序が曲がりなりにも存在するのはひとえに、この人たちのおかげだ。けっして、無駄死にでは有得ない。日本人は このことをしつかりと自覚し後世に伝えなくてはならない。戦後のの日本人は生きる意味さえ失っている。それは意味ある死というものもあるということが戦後教育によって忘れ去られているからだ。