人生は悪くない。 -2ページ目

カエルの楽園  新潮文庫 百田 尚樹

2017年 61冊(作品)目【独断】4.0

 

前回読んだの<半島を出よ>と同じような問題提起である。
村上龍のモノが客観的だとすれば、こちらは偏りと誘導が見られる。
まあ、その目的で書いたモノだとは思うし、そういう意味では成功していると考える。

 

 

うーん、カエルにおきかえて寓話として。

変に具体性があるが、その分、乖離している部分が問題だと感じる。
人とカエルの生きる死ぬはいいけど、共食いはどうなの。
カエルの共食いは、人で言うと殺し合い?それは殺し合いはあるしな。
共食いが何をさすの?
歴史問題もそうだけど、それはどの時点での話か。
寓話なんで、気になる点をあげてもしょうがないが、変に現実を示唆しているので
なおさら細部が気になる。

 

良い悪いは別にして、そして色々な考えがあるという前提で
想像できることは検討検証し、それなりに対策準備をしなければ、いざという時動けない。
前作の所感と同様に
→腰を落ち着け、覚悟を決めなければならない。と思う。

 

半島を出よ 幻冬舎文庫 村上 龍

2017年 60冊(作品)目【独断】6.5

 

村上龍はいいね。小説には安定感がある。
うーん、読ませる。そして考えさせる。

こういう現実的な難問を突き付けてくる小説(一般小説)も珍しいのではないか?

 

現実として、こういう反乱部隊が侵略してきたら・・・
小説に描かれているように、やはり日本は動けないだろうと思う。
うん、こんな感じになりそう。
やっぱり、それは情けない、ことだと思う。

 

合ってても間違っていても、判断すべき時は判断できないといけない。
その結果の批判は受け止めなければならない。

 

→腰を落ち着け、覚悟を決めろ。

 

小説に限らず、想像できるのに、対策を持たないというのは怠慢なのだと思う。

例えば、地震。泥棒。けんか。
ふと、
死ぬことと見つけたりという言葉を思う。

 

(漫画) 君たちはどう生きるか  マガジンハウス 吉野源三郎 (著), 羽賀翔一 (

2017年 59冊(作品)目【初読み】【独断】5.5

 

まごうことなき

名作!!

 

こういう名作を読むといつも思うが、もっと早くしりたかったし、読みたかった。残念な思いがこみ上げる。
この本であれば、中学生の時には読みたいと思う。
ある意味、素直にすくすくと育てば、反抗期の年代。
その年頃の若造として、人に言われて聞けぬものも、文章であれば心に響く。かもしれない。
その頃に読みたかった。ひよっとしたら人生変わってるかもね。

今の年に読むと。
この本に限らないし、この本とは直接的にはつながらないが、
<社会貢献>をすべきだという思いが強くなる。その思いは、ここ何年かずっと、頭と心の片隅で燻り続けている。
何かなさねばならない。ならない、と。

未だ定まらないし、踏み出せないが、とにかく頑張ろうと思う。

 

経営者の条件  ダイヤモンド社 P.F.ドラッカー

2017年 58冊(作品)目【独断】5.0

 

久し振りのビジネス書。
古典という扱いではあるが、内容は極めて基本的でありシンプルであるため
陳腐とは感じない。より明瞭に直接的に響く内容である。
なるほど、なるほど、そうあるべきでそうすべきだと頷ける。
最近は、ビジネスに対して
気持ちに燃えるものが薄れているので
再度、ビジネス書を多読してビジネス世界に気持ちの足を踏み入れ
ビジネス意識を再燃させたく思う。

 

日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか PHP新書 竹田 恒泰

2017年 57冊(作品)目【初読み】【独断】1.5

 

うーん、厳しい独断となるが、内容は薄弱であり無駄に冗長でもある。。
中には、「なるほど。」「知らなかった。」という部分もあるが
大半は、結論ありきで、その結論に誘導されている感あり。
誘導がかなり強引である。
引き合いに出されている例も、見方(立ち位置)の一つという感じで同意しにくい。
ある程度分かっていて手に取ったが、やはりバイアスは、かなり多くかかっていると感じる。

 

最初の<この本を手に取った方へ>というページが、
率直な思いが伝わり一番素晴らしい。

 

鉄道員(ぽっぽや) 集英社文庫 浅田 次郎

2017年 56冊(作品)目【独断】6.0

 

この人は3作品目?かな

最初に読んだ作品は「珍妃の井戸」。
内容は覚えていないが、悪くなかった気がする。
次は2016年に「一路」、これは面白かった。
でも主人公のキャラ設定が後半に行くにつれてぶれていたような記憶がある。

 

この本は短編集である。
鉄道員(ぽっぽや) の映画は見たんだけど覚えていない。
でも高倉健の立ち姿は、なんとなく記憶している。

読んでて、泣けてくる。
こういう時は、自分が泣きたい話に飢えていたんだとも思うし
また、自分はこういう話が好きなんだなぁとも思う。
そして、著者の力量(文章力)にただただ感心する。

なんというか、書ききっていないところが良い。
結末がバシッと切られているのでもなく
霧の中に置かれるでもなく、深淵に立たされるのでもなく
ふわっと、羽が舞い降りるように終わっている。
ホントに羽のようか?

 

とにかくそっと筆をおくように終わっており、少しの余韻を残す。
いい感じである。

他にも、「ラブレター」、「角筈」にてもかなり良い

 

サラバ!  小学館文庫 西 加奈子

2017年 55冊(作品)目【独断】7.5

 

直木賞と本屋大賞2位。

 

文庫化で手に取った。

 

素晴らしい。読後の余韻を楽しめる作品。
人に薦めたい本である。

 

西加奈子を読むのはは2度目。


前回のモノはいかにも、

今どきの若い女性の感性で

書かれたモノという感じで

感性が、

今どき感が、

ややきつかったが、

今回は流れるような文章の中、
皆が(きっと)生きていく中で感じた、

これまでの感覚をサラリと書かれている。

 

このサラリ感がうまいと思う。

ある種の押し付けや重さがない。

単純に率直な感想として、

文章がうまくなっていると感じた。

 

素人の読み手として、

すーっとサラサラと読ませる、入ってくる。

 

関西弁も、以前ほど気になるほどではない。
(調べてみると前回、読んだ<あおい>はデビュー作だ、無理もない)

 

いや、本当に素晴らしい。

素人の読み手がいう事ではないが
書ききれている。

書ききっているという感じがする。
名作である。

 

バッタを倒しにアフリカへ  光文社新書 前野ウルド浩太郎

2017年 54冊(作品)目【初読み】【独断】5.0

 

まず、単純に読んでて面白い。

うん、それで、次はどうなる?!って感じ。

 

それから、この著者の姿勢が素晴らしい。

自分の人生を、

より充実させるためには、人生に誠実に向き合い、

考え、行動するという、

良くするための努力が必要である。と強く感じました。

 

著者はそれを実践している。素晴らしい。

 

再度、人生を考える必要がある。。

わたしなんかは、

努力って聞くと説教臭く感じてしまいますが、
この本は、そういうのを言いたいのではなく、

特にメッセージはない。

 

でも、読んだ方は、動かないと変わらないことを知り、
人事を尽くそう、とにかく頑張ろう!と思わされる。
うん、頑張ろうと思う。

 

 

だから日本はズレている   新潮新書566 古市 憲寿

2017年 53冊(作品)目【初読み】【独断】 4.0


たまにテレビで見かける人。

コメンテータとしての受け答えが

 

非常に淡々としていてコメンテータらしからぬ感じ。
コメントもそれなりに主義主張があり、

コメント自体も理に適う内容だと思い、

 

興味深く思っていた。その人の本。

 

 

2014年の発行だから3年前、今読むとやはり古い。新書なのにね。で、書いている内容も特別なことではなく、テレビで話しているような感じの内容。
特段の響きも新鮮さも鋭さもない。うん、無いな。
私の考えと比較して、多少考えがずれていても否定する気も対抗する気も起らない。
淡々としている本人をなんとなく知っているからか。。。。。。

最後の2040年の日本は、側面としてあり得ると思う。
驚きはないが。

 

超訳 日本国憲法  新潮新書  池上 彰

2017年 52冊(作品)目

【初読み】【独断】6.5

 

著者の池上さんがどうのこうのではなく、
日本国憲法を知っておくべきだということで6.5!

で、思った以上に楽しく読めた、良くできているとも思う。

最近、かしましい立憲主義、
また三権分立(司法立法行政)、
三大原則(基本的人権の尊重、国民主権、平和主義)など
改めて、勉強させていただいた。

そもそも日本国憲法の狙いとしては、権力を縛るモノ。
まさにこれが立憲主義と呼ばれるもの。
そして国民の義務は、教育勤労納税だとさ。是非、読んで。