東京・福生、大人女子のためのかわいい古道具&アンティーク『レトロスパイス』そのみです。
ヴィンテージショップをしていると、
「什器になる古い家具を探してるんですけど・・・」
と相談されることがよくあります。
最近は普通のお洋服屋さんも雑貨屋さんも、
什器にアンティークを使うお店が増えてきました。
先日、何年ぶりかで青山通りをショッピングしたら、
そういうお店ばかりでほんとにビックリ。
確かにアンティークは雰囲気ありますからね~。
でもね、売っているお店で「素敵!」と思ったアンティークでも、
自分のお店に置いたら「あれ???あんまり素敵じゃないかも」ってこと、
けっこうあるんです。
「中に並べた商品が全然素敵に見えない。どうして???」
そんな体験を持つショップオーナーさんも多いのではないでしょうか。
どこに原因があるかというと、いろいろあるとは思うのですが、
いちばんは光の入り方。
什器用に作られた家具というのは、
商品がきれいに見えるように、
お客様が気づかないところに工夫がされています。
たとえばデパートの什器。
お行儀が悪いけど、棚の天井の裏側の方をよ~く見てください。
そうすると外から見えないところに蛍光灯が仕組まれていて、
商品がきれいに見えるように照らしています。
普通の家具にはそういう工夫がないのです。
では、「普通の家具は什器として使えないのか?」というと、
そういうわけではないんですね。
要するに、家具の中に光が入ればいいんです。
たとえばこのガラスの棚、什器用に加工しました。
↓↓↓

天板の板を抜いてガラスに換えたんです^^
中板もガラスで、これなら一番下の段まで光が入ります。
「えぇ~、DIYが苦手だからそれは出来ない!」
という方もご安心を。まだまだ手はあります^^
家具を加工しなくても、ライトで中を照らすという手もあります。
お店のスポットライトを家具の中の商品に向ける。
スポットライトの位置が合わなければ、
気軽に取り付けられるクリップライトを使うとか。
青山の某有名アンティークテイストの雑貨屋さんも、
クリップライト使ってますよねっ。
それでもそんなに雰囲気は損なわれていないと思います。
あとは窓からの光が届くところに置くとか。
フォトスタイリングを習い始めてから特に思うんですけど、
ものがきれいに見えるかどうか
写真を撮った時間や季節の表現
ときには写真の雰囲気
などを大きく左右するのって、「光」だと思うんです。
現代の日本って、
「明るい蛍光灯で全体を照らす」
という照明の使い方がとっても多いので、
日本人のほとんどは、「光」の使い方がとっても苦手です。
(もちろん、私も ^^;)
でも光の使い方をちょっと考えたら、
お部屋はもっと素敵になるかもしれませんね^^
今日は長かったですね。
最後までおつきあい、ありがとうございました。
では、では、『レトロスパイス』そのみでしたー。
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