【映画】マッドマックス / 怒りのデスロード(2015):新作「フュリオサ」前のおさらい | Bokuと映画  Chackn'sBlog

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おきにいり映画、 地元鹿児島のこと、 70年代、80年代のおもしろかったこと、 
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もはや伝説の続篇ともいえる名作ですが

 

遅まきながら当ブログでもやっていこうと思います。

 

 

 

「マッドマックス / 怒りのデスロード」

 

 

 

 

2015年公開 / 120分 / アメリカ・オーストラリア (原題:Mad Max: Fury Road)

 

監督: ジョージ・ミラー
脚本: ジョージ・ミラー/ブレンダン・マッカーシー/ニコ・ラサウリス
製作: ジョージ・ミラー/ダグ・ミッチェル/P・J・ヴォーテン
製作総指揮: イアイン・スミス/グレアム・パーク/ブルース・バーマン
音楽: ジャンキーXL
撮影: ジョン・シール
編集: マーガレット・シクセル
制作会社: ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ/ラットパック・エンターテインメント
配給: ワーナー・ブラザース

キャスト
トム・ハーディ/シャーリーズ・セロン/ニコラス・ホルト/ヒュー・キース・バーン/ロージー・ハンティントン=ホワイトリー/ライリー・キーオ/ゾーイ・クラヴィッツ/アビー・リー/コートニー・イートン/ネイサン・ジョーンズ他

 

これまでにメル・ギブソン主演で3本が製作された傑作アクション・シリーズの30年ぶりとなる第4弾。ジョージ・ミラー監督が2代目マックスにトム・ハーディを迎え、満を持して贈るハイテンション・バトル・アクション大作。資源も水も尽きかけ荒廃した未来を舞台に、独裁者ジョー率いる殺戮暴走軍団と、マックスが助太刀する反逆の女戦士フュリオサのノンストップ・チェイスが、3Dによるアドレナリン全開のド迫力アクション&バイオレンスで描かれていく。共演はシャーリーズ・セロン、ヒュー・キース=バーン、ニコラス・ホルト、ロージー・ハンティントン=ホワイトリー。
 石油も水も尽きかけ荒廃した世界。愛する家族を守れなかったトラウマを抱え、本能だけで生き長らえている元警官、マックス。ある日、資源を独占し、一帯を支配する独裁者イモータン・ジョー率いるカルト的戦闘軍団に捕まり、彼らの“輸血袋”として利用される。そんな中、ジョーの右腕だった女戦士フュリオサが反旗を翻し、ジョーに囚われていた5人の妻を助け出すと、彼女たちを引き連れ逃亡を企てたのだった。裏切りに怒り狂うジョーは、大量の車両と武器を従え、容赦ない追跡を開始する。いまだ囚われの身のマックスもまた、この狂気の追跡劇に否応なく巻き込まれていくのだったが…。(allcinemaより抜粋)

 

 

Wikipedia:マッドマックス 怒りのデスロード

 

 

*****

 

というわけで鑑賞後、書き込みもせずにいたこの作品、

 

当時は映画館に絶対行こうとしていたのに

 

当時の仕事が全く休めず行けなかったという苦い思い出のある作品

 

後にDVDで観たところ映画館で観れなかったことを非常に後悔したのは言わずもがな

 

思い出映画の続篇は映画館に何があっても足を運ぼうと決めた作品でした。

 

 

今回は家にあったブルーレイの方で鑑賞

 

何度観たってさ、

 

これはレビュー云々より四の五の言わずとにかく観ろって作品

 

見どころ言われても最初から最後まで全てが見どころなんですものw

 

全てが見どころなんて使い古された宣伝文句みたいですが

 

そうなんだから仕方がない。

 

 

 

まあ、それでも途中までは順を追っていきましょう

 

 

まず冒頭、

 

 

 

 

一人の男が立っている

 

その横には見覚えのあるV8・インターセプター

 

おもむろにトカゲを食べる

 

 

 

 

伝説の男マクシミリアンだ!

 

だがすぐにこの後、拉致されてしまう

 

 

連行されたところはシタデル。

 

気絶するも悪夢にうなされ目が覚める

 

マックスはずっと1作目から悪夢にうなされている

 

 

 

 

何故、子や妻、仲間たちを救えなかったか

 

その亡霊にずっと悩まされている

 

 

 

 

 

この辺のカット割りが凄い

 

今回は480時間ある膨大な撮影データを120分に編集し映画にしている

 

カット割りは120分に約2,700カットが使用されている

 

これは1分に22.5カットが入っている計算となる

 

 

マックスは逃げようとするが

 

 

 

白塗りの男たちウォーボーイズらに捕まり

 

 

 

 

闇に引きずり込まれる。。

 

 

ここでタイトル

 

 

 

 

 

 

どーん!

 

 

もうこの時点でヤバいの始まりそうな予感がひしひしと感じてくる

 

 

 

場面転換し、フュリオサ登場

 

 

 

丸刈りのシャーリーズ・セロン。

 

トラックにハンドルを取り付ける

 

 

 

いろんなカスタムした個々のハンドルがある

 

彼女はここの支配者、イモータン・ジョーの取引のためにトラックで移動する

 

 

 

ここからイモータンジョーのターン

 

 

 

 

 

演じるは1作目でも暴走族のボス、トーカッターを演じたヒュー・キース・バーン

 

 

 

彼を当時観たとき、ホントにヤバい人が出てきたなんて思ったものでした

 

今回も絶対的支配者として君臨

 

水を独占しシタデルを統治している

 

 

 

 

 

 

ジョーはフュリオサが5人の妻を引き連れ

 

トラックで逃亡を図ったことに気づき、

 

ウォーボーイズらを引き連れフュリオサを追い始める・・

 

 

 

 

ここでもう一人、キーパーソンとなる人物が現れる

 

 

 

 

死期が間近のウォーボーイ、ニュークス=ニコラス・ホルト

 

彼の人間点滴のなったのがマックスなわけだ

 

 

 

 

 

マックスは点滴なんだが、リンカーンのエンブレムのように

 

車の前にセッティングされるw

 

 

 

 

 

 

 

 

この車のカッコよさよ

 

CGに頼らずカスタマイズし走る車を製作

 

 

 

ジョーの横を横切るニュークス

 

 

 

 

 

 

俺を見たとはしゃぐニュークス

 

もうこのシーン大好き(^^)

 

 

するとヤマアラシと呼ばれる軍団の縄張りに入ったためバトルが始まる

 

 

 

すると特攻をかますウォーボーイ

 

 

 

 

 

 

 

 

彼等はジョーのために死ぬことで華々しく蘇えると信じている

 

マッタクどこぞの国のあの頃の人たちの様だ

 

 

 

 

バトルが済んだと思ったら砂嵐に突入する

 

 

 

 

車ごと吹き飛ばされるマックスたち

 

 

ここまでで約30分だ。

 

 

 

 

 

砂の中から現れるマックス

 

 

 

 

これはカンペキ「モスラ対ゴジラ」ゴジラ出現シーンのパロディに見えるのは私だけだろうかw

 

 

 

 

 

気絶したニュークスと止まっているトラックへ行くと・・・

 

 

 

 

 

ジョーの5人の妻が現れる

 

 

 

 

みなモデルだったり、有名人の血筋を持った5人

 

プレスリーの孫、レニークラヴィッツの娘、ほか3人も超一流どころのスーパーモデル

 

 

フュリオサは彼女らを連れ、育った街「緑の地」へ逃亡を図っていた

 

マックスは1人で逃げようとするが

 

トラックはキルスイッチが設定されていてフュリオサしか運転できないように仕掛けてあった

 

 

 

 

皆で緑の地へと向かうこととなる・・・

 

 

 

 

 

再会、

 

 

 

 

絶望、

 

 

そして逆襲が始まる

 

 

 

ここからは未見の方は新作を観る前に観てほしいし

 

怒涛の120分を堪能してほしい

 

 

ストーリーは本当にいたってシンプル

 

そしてほとんどが道の上(砂漠の上?)で起きているというのは

 

マッドマックス1作目と同じである

 

 

マックスはどちらかというと客人的な扱いとなり

 

その辺も西部劇に近い

 

メインストーリーはフュリオサであり、

 

サイドストーリーとしてニュークスの物語がある

 

 

 

 

 

しかし、白塗り部隊だったり、

 

 

 

 

特攻だったり、

 

 

カルト宗教ぽかったり、、

 

 

 

 

どこか日本を彷彿させるところがあるw

 

ジョージミラー監督は日本通でも知られる方ですので

 

あり得ない話ではない

 

 

それでも怒涛のノンストップアクション

 

キートン映画をイメージしたと言われる早送り

 

膨大なカット割り

 

30年ぶりの続篇がまさかこんなにエキサイティングなんて誰が思ったでしょうか

 

メルギブソンの老いたマックスも観たかったのも事実

 

しかしそれすら吹っ飛ばせるほどのトム・ハーディの野性味たっぷりのマックスぶり

 

そして1作目の遺伝子を受け継ぐヒュー・キース・バーンの起用

 

自ら丸刈りし挑んだシャーリーズ・セロン

 

 

何年もかけ、480時間もの撮影データを取り

 

何年もかけ編集に挑む

 

480時間を一通り見るだけで3か月かかったという

 

CGに頼らず、実物のカーアクションにこだわった撮影

 

何度見ても驚きの映像ばかりだ

 

そして昔この作品にハマった人々が口をそろえてこう言う

 

「これぞマッドマックスだ」

 

30年経っているのにかかわらず

 

最大の賛辞であろう

 

 

新作のフュリオサの物語は

 

「~デスロード」の企画段階から2作品を企画していたらしい

 

 

 

 

ちゃんと後悔しないよう

 

今度こそ劇場で堪能したいと思いますw

 

 

では。

 

 

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