ザ・コミットメンツ(1991) | Bokuと映画  Chackn'sBlog

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アランパーカー監督のアイルランド、ダブリンを舞台にした

 

ソウルミュージックのバンドやろうぜムービー

 

 

 

 

 

1991年公開 / 118分 / イギリス・アイルランド・アメリカ (原題:The Commitments)

 

監督    アラン・パーカー
脚本    ディック・クレメント/イアン・ラ・フレネ/ロディ・ドイル
原作 ロディ・ドイル
製作    リンダ・マイルズ/ロジャー・ランドール・カトラー
製作総指揮    トム・ローゼンバーグ/アーミアン・バーンスタイン/スーター・ハリス
音楽    ウィルソン・ピケット
撮影    ゲイル・タッターサル
編集    ジェリー・ハンブリング
配給    ソヴリン・ピクチャーズ/20世紀フォックス

 

キャスト

ロバート・アーキンズ/マイケル・エイハーン/アンジェリナ・ボール/マリア・ドイル/デイヴ・フィネガン/ブロナー・ギャラガー/フェリム・ゴームリー/グレン・ハンサード/アンドリュー・ストロング/ケネス・マクラスキー/ジョニー・マーフィ/ディック・マッセイ/コルム・ミーニイ他

 

ロディ・ドイルの原作を基に、アイルランドの首都、ダブリンを舞台に、素人のソウル・バンド“ザ・コミットメンツ”に集まった若者たちの青春像を描いたドラマ。友人と共に本格的なソウル・バンドの結成を夢見たジミーは、新聞に広告を載せ仲間を集う。しかし、集まってきたのは期待外れの奴ばかりで……。「ピンク・フロイド/ザ・ウォール」を映画化し、「バーディ」ではピーター・ガブリエルを起用するなど、音楽のセンスに関しては光るものを持っているA・パーカーが巧みな演出を見せる一本で、バンドにかける若者の姿をさらりと綴っている(これがハリウッド製なら、紆余曲折の末に大団円という定石なのだが)のが何とも良い。無名のキャストながら、集まったキャストは個性豊かで、群像劇という点でもパーカーの初期傑作「フェーム」に匹敵する出来だ。(allcinemaより抜粋)

 

Wikipedia:ザ・コミットメンツ

 

Spotify: The Commitments

 

 

*****

 

 

それでは

 

音楽に関係する作品を何作かと思っていましたので、こちら久しぶりに観返してみました。

 

 

物語をざっくり話すと

 

ソウルミュージック好きの若者が

 

ダブリンでバンドを組もうと個性的なメンツを揃え

 

マイナーレーベルからお声がかかるまでのお話

 

 

ほぼアイルランドの俳優さんやミュージシャンなどオーディションで集めた無名のキャスト

 

演奏も演者が演じているそうです

 

 

 

主人公のマネージャー兼プロデューサーのジミー

 

 

ちょっとウッディに似ておる

 

 

父=コルム・ミーニイはエルビスを崇拝している

 

 

 

まずバンドを組んでいる仲間に話を持ち掛け

 

ギターとベースが決まる

 

彼らが演奏していた結婚式で酔っぱらって歌っていた男に

 

素質があるとボーカルに勧誘

 

 

 

ボーカルとなるデコ=アンドリュー・ストロング

 

撮影当時、若干16歳

 

めちゃくちゃ歌が上手い

 

正直彼の歌が聴きたいがために観返したくなる映画です

 

 

元々はジミーがボーカルで話が進んでいたのを彼が見つかったため

 

ジミーをマネージャーし、彼がボーカルとストーリーを変えたと言われている

 

 

それから広告でバンドの募集を募ったり

 

知人を誘ったりして

 

メンバーを増やしていく

 

ドラム、ピアノ、サックス、

 

そしてコーラスと

 

 

メンバーがそろっていき、

 

 

 

バンドが形成されていく

 

 

ある日、一人の中年男が

 

スズキのスクーターでやってくる

 

 

トランペットの男ジョーイ

 

彼はあらゆる著名なソウルメンのバックで演奏していたとうそぶく

 

腕は確かで、まとめ役にもなってくれそうなのでメンバーに入れるが、、

 

 

 

バンドは徐々に形を成し

 

 

 

 

ライブを重ね人気も出てくる

 

 

しかし、集団でいるとどうしても衝突してしまう

 

ボーカルのデコは才能はあるがどうも態度が横柄なようで

 

皆からは嫌われてしまう

 

ついにはドラムが降りるという

 

ドラムは交代し事は済むが

 

 

 

 

トランペットのジョーイがコーラスの女全員に手を出す

 

 

 

 

 

 

ジョーイはソウルの大御所ウィルソンピケットをライブに呼ぶというも、

 

 

 

 

ライブにはピケットは姿を現さず

 

楽屋では皆の不満が爆発し空中分解寸前

 

 

しかし、

 

 

 

そんなバラバラのバンドでも

 

演奏中はみな楽しそうに音楽に対しグッと集中するのです

 

 

 

 

ついにはマイナーレーベルから契約のオファーが来るが・・・

 

 

 

ラストはちょっと切なくもありますが

 

とても良くできている作品です

 

 

2度目鑑賞するとバンドが段々出来上がっていく過程が楽しくて

 

ライブも神がかっているのを感じます

 

ソウルミュージックがアイルランドのダブリンという街に似合っています

 

 

 

トランペットのジョーイは

 

投げやりになりそうなマネージャーのジミーに言う言葉

 

その言葉が実は意外に「深い言葉」だったことを今回観返して感じました

 

 

彼はスズキのスクーターで現れて

 

スズキのスクーターで去っていきます

 

非常にナイスなキャラでした。

 

 

バンド、「ザ・コミットメンツ」は

 

この映画の公開から20年たった2011年に再結成されアイルランドではツアーが行われ大成功されました。

 

ボーカルのアンドリューストロングさんはアーティストとして実際にアイルランドで活躍中のようです

 

 

 

 

あのバンドが20年後にアリーナツアーというね

 

夢のようなことが実際に起きていたようです

 

 

くれぐれも

 

楽屋でケンカはしないように(^^;