フェイブルマンズ(2022) | Bokuと映画  Chackn'sBlog

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スティーブンスピルバーグ監督が自らの少年期をつづった自伝映画

 

アメリカの古き良き50sから60sのファッションや文化、

 

これまでの作品のセルフオマージュも所々にあり感慨深い

 

「ツイスター」もアンブリン製作だったなー。

 

 

「フェイブルマンズ」

 

 

 

2023年日本公開 / 151分 / アメリカ (原題:The Fabelmans)

 

監督    スティーヴン・スピルバーグ
脚本    スティーヴン・スピルバーグ/トニー・クシュナー
製作    クリスティ・マコスコ・クリーガー/スティーヴン・スピルバーグ/トニー・クシュナー
音楽    ジョン・ウィリアムズ
撮影    ヤヌス・カミンスキー
編集    マイケル・カーン
製作会社    アンブリン・エンターテインメント/リライアンス・エンターテインメント
配給    ユニバーサル・ピクチャーズ/東宝東和

 

キャスト

ミシェル・ウィリアムズ/ポール・ダノ/セス・ローゲン/ガブリエル・ラベル/ジーニー・バーリン/ジュリア・バターズ/ロビン・バートレット/キーリー・カーステン/ジャド・ハーシュ/デヴィッド・リンチ他

 

巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督が自らの子ども時代を映画化した自伝的作品。科学者の父と音楽家の母という対照的な両親のもとに生まれた少年が、映画づくりに夢中になり、やがて夢を叶えるまでの葛藤と成長の日々を描き出す。出演は主人公のサミー役にガブリエル・ラベル、その両親役でミシェル・ウィリアムズとポール・ダノ。
 1952年、両親に連れられ初めて映画館を訪れたサミー・フェイブルマン少年は、そこで観た「地上最大のショウ」の列車脱線シーンに大きな衝撃を受ける。その後、列車の模型でそのシーンを再現しようとするサミーに、母親は8mmカメラを買い与える。以来、カメラで撮影することに夢中になっていくサミー。次第に彼のつくる映像作品は周囲を驚かせるまでになっていくが、まじめな科学者の父は、あまり趣味にばかり情熱を注いでほしくないと思っていた。そんな中、一家は父の仕事の関係で、アリゾナからカリフォルニアへと引っ越すことになるのだったが…。

(allcinemaより抜粋)

 

 

オフィシャルサイト

 

 

 

Wikipedia:フェイブルマンズ

 

 

 

*****

 

それでは今日は観てまいりました此方やっていきましょう

 

今作品はスティーブンスピルバーグ監督の自伝映画

 

初めて映画館に行った記憶から

 

CBSのスタジオに入るまで。

 

最初に観た映画が「地上最大のショウ」(1952)で

 

彼のテレビ映画の初仕事が「四次元への招待」(1969)であることで

 

まるっと50年代から60年代の話となっている

 

映像の画質、配色と、どこかフィルムみたいな色合いに全編にわたりしている。

 

映し出されているのは古き良きアメリカ

 

大きな家に大きな車、

 

そして大きな家電品。

 

 

インテリアやファッションもかわいらしい

 

 

 

 

 

 

物語の主人公はもちろんスピで、

 

子供の感受性のまま子供から少年の頃の目線で物語は進んでいく

 

 

 

 

5歳の頃に初めて映画を見る

 

映画館の前で並んでいるときに暗がりに行くのは嫌だと言うが

 

両親から切々と映画の良さを伝えられる

 

まあ、子供にはそんなことわかりっこないことを

 

父は息子に言う

 

 

父は優しいがちょっと理屈っぽいバート・フェイブルマン=ポール・ダノ

 

 

ちょっとふっくらされてるかも

 

機械の技師としてとても優れていたらしい

 

 

母は自由奔放ないかにもアメリカンなミッツィ・フェイブルマン=ミシェル・ウイリアムズ

 

 

芸術家思考のお強い母

 

スピにはこの母の影響が色濃く残っているのかもしれない

 

 

これに3人の妹が家族構成である

 

 

 

 

 

 

 

子供の時から8MMカメラを与えられ夢中になる

 

 

 

 

家族の旅行などを撮るうちに

 

仲間たちと自主映画を撮るようになる

 

 

 

 

名前はサミュエル・フェイブルマン=ガブリエル・ラベル

 

モデルがスピ本人になる

 

 

これはスピの自伝なので

 

自分の都合の良い話しとなる可能性もあるが

 

友だちや家族のエピソードなど実体験が元ネタとなっていると感じれるエピソードが多い

 

カリフォルニアに引っ越したときはユダヤ人が周りにおらずイジメられたこと

 

その中でイエス・キリストが好きなガールフレンドがユダヤのスピに興味を沸くのも面白い

 

 

そして自主映画の撮影風景も

 

実際こうやって撮ってたのかなと感じさせる

 

まさしくスピご自身が

 

こうやって昔は映画を作ってたんだよって

 

教えてるみたいにも見える

 

 

 

最後、映画の仕事に就くようになるスピルバーグに

 

本人にとって神様のような存在の人にあったエピソードで締められる

 

スタジオに入れるようになったのはちょっと事実と違うようだが

 

そんなことより

 

御大に出会えたことだ

 

 

 

ジョン・フォード。

 

 

なんとデヴィッド・リンチ氏が演じている

 

 

ここにきて初めてスピは「映画」というものに触れたのかもしれない

 

この体験を、

 

本当に体験したスピが映画にしたのだ。

 

 

ほかに感じたのは

 

最初に書いた通り、

 

御自身の作品のオマージュ的な映像も多々ある

 

それは

 

あの映画は、子供の時のあの時の記憶、またビジュアルが

 

映画に結びついたのかなとも思えたりする

 

 

 

それからスピルバーグで自伝的作品といえば「カラーパープル」(1986)なんてのもある

 

あの作品が154分

 

そして今作は151分

 

あの頃は映画館の椅子が固くてケツが痺れたけど

 

椅子も向上したんよね。。

 

ケツも痛くならなくなりましたww

 

 

 

次回「エヴエヴ」のキャストの作品の続きです

 

 

では。