さらば愛しのやくざ(1990) | Bokuと映画  Chackn'sBlog

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おきにいり映画、 地元鹿児島のこと、 70年代、80年代のおもしろかったこと、 
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ではでは、

 

 

今日は80~90年代にかけて撮られていた東映のニューウェーブやくざ作品と言われたジャンルからの1つを

 

行ってみましょう。

 

 

当時もほぼ、ビデオで鑑賞済だったのですがね

 

見ていなかった作品、記憶から消えてしまっていた作品等もちらほらあり、

 

当時も振り返りながら楽しめました(^^)

 

 

徐々にね、

 

見れた作品は上げていこうと思いますが、

 

今日のところは此方。

 

「さらば愛しのやくざ」

 

 

 

 

(1990年公開)

 

監督: 和泉聖治 

プロデューサー: 佐藤和之、菊池淳夫 

原作: 安楽隆雄

脚本: 野沢尚

 

キャスト

陣内孝則、柳葉敏郎、相楽晴子、室田日出男、内藤やす子、大竹まこと、内藤剛志、稲垣吾郎、片桐竜次、田中邦衛、豊原功補、エド山口他

 

物語はジョン・レノンが銃弾に倒れた1980年から始まる。

陣内孝則演じるヤクザ藤島悟郎がマスターを務めるバーMOBY-DICKに、柳葉敏郎演じる早稲田大学のエリート学生中馬達也は客として訪れる。相楽晴子演じる悟郎の異母妹、高梨季美子はホステスとして働いていた。季美子は15歳の時に悟郎と敵対するヤクザ工藤に暴行され隆を出産しており、悟郎にとっては敵(かたき)であった。
客として店に来ていた工藤の手前、悟郎は達也をぼったくり暴力をふるう。そんな出逢いではあったが悟郎と達也には友情が芽生え、達也は季美子に恋におちていく。
ヤクザの抗争事件に巻き込まれた組を救うため、悟郎は工藤を殺害し刑務所に服役し10年後に出所する。 達也は10年を海外で暮らし、出所の連絡を受け帰国する。悟郎の兄貴分の坂田明二は、組長が悟郎に跡目を譲るつもりでいることに焦り薬漬けにした悟郎の甥っ子の隆をそそのかし殺害を命じる。

(Wikipediaより抜粋)

 

 

 

*****

 

当時のテレビドラマ全盛のころの

 

人気のお二人、陣内孝則と柳葉敏郎のW主演の作品。

 

ちなみにお二人の競演した人気ドラマの「愛しあってるかい」が前年1989年に放映されていました。

 

柳葉さんは89年に「蛍」という作品の次回作で、

 

陣内さんは「ちょうちん」(87)、「疵」(88)など主演作を東映で連発していたころです。

 

 

陣内さんが若いちょっと変わったヤクザ、

 

柳葉さんが早稲田大学の学生さんで、

 

この二人の友情のお話。

 

 

最初の出会いがジョンレノンの撃たれた1980年。

 

ぼったくりバーのモビーディックで二人は出会います。

 

 

 

そして陣内さんの異母妹の相楽晴子も入り、

 

 

楽しい日々を過ごしますが、

 

 

 

ヤクザの世界に身を置く陣内さん。

 

これまでのことや色んな事に巻き込まれ、

 

同郷の因縁の相手、内藤剛志を撃ち逮捕される。

 

 

CMにも使用されていたシーン。

 

 

 

他のシーンにも触れてみましょう。

 

 

 

元プロボクサーだった陣内さん。

 

「爆裂都市」のナイフのようなギラつきは薄まった感がありますが、

 

むき出しでなく、ナイフは目の奥に閉まっているようにも見える、

 

あの「目」を彷彿させるシーンでした。

 

 

 

幹部役に大竹まこと、

 

 

 

そして同郷の因縁の相手の内藤剛志。

 

そして、

 

田中邦衛。

 

 

締まるねえ。

 

陣内さんとはドラマ「ライスカレー」からのお付き合い。

 

陣内さんの時折見せるオーバーアクションは邦衛さんの教えを守っている証であります。

 

 

この作品でも陣内さんと相楽晴子の親代わりの飲んだくれた医者として登場。

 

 

 

それから10年後、

 

陣内さんが出所するころに話は飛びます。

 

 

そこで、映画デビューの稲垣吾郎さん登場。

 

 

 

 

 

 

お若いですの。

 

こりゃ人気でますわ(^^)

 

 

後半はその吾郎ちゃんがキーマンです。

 

演技云々はいいっこなしで(^^;

 

 

お話し自体はやくざ者と堅気さんのオーソドックスな王道タイプのストーリーではなりますが、

 

だからこそ安心して楽しめる作品です

 

このニューウェーブやくざの頃は特出して良い作品はなかなか見つかりませんが、

 

それなりに楽しめると思います。

 

当時は80年代から漁るようにやくざ映画を見ていましたが

 

徐々に見るほうのモチベーションも下がっていっていたころでした。

 

90年代は

 

アメリカもちょうど「ジェネレーションX」世代が映画界でも話題となり、

 

今を時めく俳優さんたちが台頭してきた時代でした。

 

しかし、

 

洋画も邦画も

 

ジェネX世代より、アメリカンニューシネマを

 

そしてニューウェーブやくざより、70年代実録やくざを

 

好んでいたころでしたねえ。

 

こんな映画はもう撮れねえのかと

 

思っていた20代のころでした。

 

尖がって(また偏って)いたんだね(^^;

 

 

今となってはね、

 

この頃の作品も楽しめるようになりました(^^)

 

 

 

それにしても

 

 

主題歌にジョンレノンの「Stand by me」なんて、、

 

版権、大丈夫だったんかな。。

 

 

って、思ってたところ、、、

 

 

 

ん?。。。

 

 

 

 

 

ブライアンリッチーって、、、

 

 

誰?。。。(^^;

 

 

 

オチがよろしいようで、、(^^;