TENET テネット(2020) | Bokuと映画  Chackn'sBlog

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おきにいり映画、 地元鹿児島のこと、 70年代、80年代のおもしろかったこと、 
趣味の話、 最近の出来事など。。

それでは、

 

ノーラン最新作のこの話題作、

 

 

 

観て参りましたので行きましょう!

 

 

上から読んでも、下から読んでも、、

 

 

「TENET テネット」!

 

 

 

2020年公開(原題TENET)

 

監督/脚本: クリストファー・ノーラン
製作: エマ・トーマス/クリストファー・ノーラン
製作総指揮: トーマス・ヘイスリップ

製作会社: シンコピー・フィルムズ
配給: ワーナー・ブラザース映画

 

キャスト

ジョン・デヴィッド・ワシントン/ロバート・パティンソン/エリザベス・デビッキ/ディンプル・カパディア/マイケル・ケイン/ケネス・ブラナー他

 

『ダークナイト』や『ダンケルク』で知られるクリストファー・ノーラン監督が、“時間逆行”をテーマに描いたタイムサスペンス。突如巨大なミッションを課せられた主人公が、世界の危機を救うべく任務遂行に挑んでいく。主演は『ブラック・クランズマン』のジョン・デヴィッド・ワシントン。共演は「トワイライト」シリーズのロバート・パディンソン、「GODZILLA ゴジラ」のアーロン・テイラー=ジョンソンら。

 

名もなき男に課せられたのは、時間に隠された秘密を解き明かし、人類滅亡よりも悲惨な事態を引き起こすという“第三次世界大戦”を止めること。男は、時間を巻き戻す“時間逆行”を操り、人類が信じ続けてきた現在から未来に進むというルールからの脱出を試みるが、そのミッションのカギとなるのが、「使い方しだいで未来が決まる」という謎の言葉“TENET”だった。

(MovieWalkerより抜粋)

 

 

オフィシャルサイト:

https://wwws.warnerbros.co.jp/tenetmovie/index.html

 

 
 
*****
 
さー今回も日比谷の東宝シネマズのほうで鑑賞してまいりました。
 
今日ってレディースデーだったようで最初は渋谷にしようと思ったらほぼ満席(^^;
 
それで日比谷へと行くことに決めました。
 

 

クリストファーノーラン監督のこれまでの作品でも、

 

「時」をクローズアップした作品はいくつかありました。

 

ハッタリのきいたSF物の「インターステラー」とか、

 

ノーランのノーナイ(脳内)の話の「インセプション」とか(^^;

 

10分しか記憶を保たない男の話の「メメント」など。

 

どれもビジュアル的にもストーリー的にもなっかなか面白い作品でありました。

 

そんな監督のこの新作はこれまで以上に難解であるという評判を売りに仕掛けた作品であります。

 

 

難解なのかは人それぞれあるかと思いますが、

 

観て感じたのは、、

 

 

実にめんどくさく、ややこしいのです。

 

 

タイムリープやタイムトリップとは違い、

 

時間を逆行する装置がでてくる!

 

ようは、逆再生を現実に行える装置ってことになる。

 

今まであったようで無かった試みの話ではあります。

 

この流れを追いかけるのは

 

たしかに1度見ただけじゃ全て理解するのは難しい。。

 

 

ただ、それとなく、「そんなお話ね」ってくらいで観ていたほうが

 

1度目の鑑賞はよろしいかと思いますよ。

 

 

 

それなりに面白いし、

 

時間軸を照らし合わせることをしだすと沼にはまっていくような作品(^^)

 

 

タイトルの「TENET」は

 

遺跡から発掘された回文にあった文字のことで

 

 

まさに上から読んでも、下から読んでも同じに読めて

 

なおかつ、上下左右に「TENET」が配置されている。

 

この石文がヒントとなった作品でありましょう。

 

 

 

しかし!!

 

 

ジャンル的にはスパイ映画であり、

 

要は悪人の世界滅亡を防ごうとするお話です。

 

007に似たような作品であり、、

 

 

つまりは東宝特撮の「エスパイ」のような、

 

 

 

 

超能力のスパイ映画のようなもんでしょうか(^^;

 

 

主人公にはデンゼル・ワシントンのご子息、

 

ジョン・デヴィッド・ワシントン。

 

 

お髭が濃いね。

 

アクションは親父に負けず劣らずです。

 

 

そして、

 

その主人公をサポートする男にロバートパティンソン!

 

 

「トワイライトサーガ」のころが2012年、。

 

もうそんな経ちますか。。

 

 

 

世界の滅亡という

 

今どきの仮面ライダーの悪人でもやんないことを実行しようとした極悪人には

 

ケネスブラナー。

 

 

悪そな顔してます。

 

 

そんな極悪人の妻には

 

主役を食うほどの存在感をしめされた

 

エリザベス・デビッキ!

 

 

 

この写真なんて遠近法がおかしくなっとる(^^;

 

何頭身やねんオバケですな。

 

 

 

そしてマイケルケインさん。

 

この人が出てくるだけで安心感がありますねえ。。

 

 

 

 

 

これだけのメンツがそろい、

 

さぞかし面白いかと思うところでしょうがね、、

 

 

 

なんだろね、、

 

 

なんか乗り切れないんだよねええ。。

 

 

 

個人的な意見ですが、、

 

 

物語の着想や

 

ビジュアル面では申し分ないのですがね、、、

 

 

アクションやバトルシーンが実にせわしなく感じ、

 

アシモのように後ろ向きに歩く人たちを見たとて絵空事にしか感じない。

 

007のようなスパイものでありながら、

 

バトルはどちらかというとアーミーの戦い方っぽい。

 

スパイ映画特有の緊迫感と艶っぽさが欠けているように思えました。

 

 

つじつま合わせとビジュアルに力量を注いだ分、

 

そちらが抜けてしまったのか、、

 

またラストの盛り上がりもちょいとタンパクに感じた。

 

オチは良かったけどね。

 

 

 

まあ、

 

そうはいっても楽しめました。

 

演者が魅力的なのもよかった。

 

 

2度目、3度目くらいの鑑賞のほうが一度ストーリーが入ってるので楽しめそうにも思いますが、

 

すぐじゃなくてもいいかな(^^;

 

 

ちとややこしいのでね、、

 

ああ、ややこしや、、、

 

 

あ、、

 

アシモの行進のはじまりや~!!!

 

 

 

お次は家でじっくり観たいと思います(^^;