麻雀放浪記2020(2019) | Bokuと映画  Chackn'sBlog

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おきにいり映画、 地元鹿児島のこと、 70年代、80年代のおもしろかったこと、 
趣味の話、 最近の出来事など。。

ではでは。

 

ここ2,3日の間に、地元鹿児島ではいろんなことが起きております。

 

水害はなおも今週はずっと雨だといいます。

 

 

コロナも少なかったほうでしたが、ここにきてクラスタが発生。

 

ずっと少なかったから安心しきっていたんでしょうね。

 

幸い家族は何も今のことろ無事何事もないですが、不安ではあります。

 

 

前のお仕事は繁華街にありました。

 

密集した街ですので、こうなってしまうと広がる危険性があったのは事実。

 

「てげてげ」(なあなあ)が一番怖いよ。

 

解除となり気が緩むのもわかりますがね。

 

鹿児島の一番大きな百貨店は1人の感染者のためにデパート自体休業になりました。

 

うちの娘にも言いきかせるところでした。

 

 

 

感染者の人たちを責める気は微塵もありません。

 

自分自身で周りの人、家族、会社の人たちに迷惑かけないよう自分で気を付けるしかないものね。

 

 

てなことで、

 

とりま身内は大丈夫でありました。

 

ここ2,3日は気が気じゃなかったよ。。

 

 

 

では!

 

本題にまいります!

 

 

ゲームにハマった時の「あとちょっと・・」、

 

 

わっかるな~(^^;

 

 

「麻雀放浪記2020」!

 

 

 

 

 

2019年公開。

 

原案: 阿佐田哲也「麻雀放浪記」(文春文庫刊)
監督: 白石和彌
脚本: 佐藤佐吉、渡部亮平、白石和彌
プロット協力: 片山まさゆき
音楽: 牛尾憲輔

 

キャスト

斎藤工/もも(チャラン・ポ・ランタン)/ベッキー/的場浩司/ピエール瀧/岡崎体育/伊武雅刀/小松政夫/竹中直人他

 

真田広之主演で映画化されたこともある阿佐田哲也のベストセラー小説を、『孤狼の血』の白石和彌監督が大胆に映像化したコメディ。1945年から2020年にタイムスリップした天才ギャンブラーの青年が、麻雀を武器に激動の時代を生き抜く姿を描く。映画監督としても活躍する斎藤工が主人公の坊や哲を怪演し、ふんどし姿も披露する

(Movie walkerより抜粋)

 

*****

 

この作品、公開前にいろいろすったもんだがあり、

 

公開も危ぶまれるところでしたが、監督の名セリフ、「映画は映画です」と奮闘し、

 

お蔵入りにならずに済みました。

 

 

それでもなかなか食指が動かず、

 

最近になってNETFLIXにて鑑賞。

 

なんと「AKIRA」に続きこの作品でも2020の東京五輪は中止。

 

この作品では核やウイルスではなく、戦争勃発にて中止。

 

第二次大戦の時も東京五輪は中止になっているんだよね。

 

そして、小説「麻雀放浪記」と同じく、終戦した時の状況下の2020年に、

 

坊や哲はタイムスリップしてきたという仰天設定(^^)

 

 

 

コンプライアンスなんてなんのその。

 

ヒリヒリした感覚を欲する坊や哲。

 

斎藤工が怪演!

 

 

小説のオマージュもいろいろ出てきます。

 

隻腕の賭博者は上州虎(虎吉)。

 

そして、1984年の劇場版でも有名なセリフ、「死んだら裸になる」の場、

 

 

 

出目徳役が84年版はこの年の助演男優賞を総なめした高品格を小松の親分さんの小松政夫さん。

 

オックスのママ役の加賀まりこをベッキー。

 

 

 

ベッキーさんも、本格的な映画女優としての再スタートの1作目だったようで、

 

まだ未熟ながらも気合の入った演技でした。

 

お次の三池監督の「初恋」(2020)では女優としての覚悟が見えた作品になると思います。

 

 

ドサ健の鹿賀丈史は的場浩司。

 

 

 

和田誠監督の1984年版はモノクロ映像がとても効果的な作品でした。

 

必殺燕返しが実に印象的で、

 

 

この頃、麻雀はドンジャラしか知らなくても、

 

面白く観させていただけた作品でした。

 

 

いやーー、

 

 

ドンジャラって今でも販売されてるんだね!

 

 

なんと「アナ雪」のドンジャラまであるとよ。

 

 

 

いったい誰が買うんよってね(^^;

 

 

私自体は、二十歳そこそこの頃、仲間でした程度で、

 

後はテレビゲームでしていたくらいですか。

 

 

 

「麻雀放浪記」は

 

少年マガジンのマンガの「哲也-雀聖と呼ばれた男」がハマって愛読していましたよ。

 

 

 

 

原作者の阿佐田哲也(色川武大)さんは、

 

本当に戦後にアウトローとしてバクチ修行をしていたようで、

 

本当に負けたら裸になるような生活をしていたのでしょう。

 

でも上州虎や、この2020年版の隻腕の老人のような人を見ると

 

老いた時の自分を考え、恐怖するのでしょう。

 

 

それでもやめられないのが、

 

ギャンブラーなんだろうなあ。。。

 

 

あたしゃあ、、

 

なれませんなあ・・(^^;