前回に続き、
キルビルの続編です。
といいますか、もともと1本で撮る予定の作品を2本に分けたらしいので、前後編ともいえるでしょう。
「キルビルVol2」!
2004年公開(原題 Kill Bill Vol.2)
監督/脚本: クエンティン・タランティーノ
製作: ローレンス・ベンダー
音楽: RZA 、 ロバート・ロドリゲス
殺陣/擬斗: ユエン・ウーピン
キャスト
ユマ・サーマン/デヴィッド・キャラダイン/マイケル・マドセン/ダリル・ハンナ/ゴードン・ラウ/マイケル・パークス/サミュエル・L・ジャクソン/パーラ・ヘイニー=ジャーディン他
元女殺し屋の復讐劇を大胆&壮絶アクションで描いた、大ヒット作の続編。カンフーやガン・ファイトなどの迫力満点のバトルはもちろん、ドラマの意外な行方にも注目!
(Movie Walkerより抜粋)
*****
それではキルビルの続きでありますが、
前回の派手なチャンバラは今回は無し。
1対1の対決と、ビルとの決着に向かいます。
派手さは薄れましたがオマージュ作品が出てくるのは前回同様。
西部劇や、クンフー映画、また70年代B級アクションからのオマージュが多々出てきます。
しかし、もうキルビルを楽しむ免疫がついています。
(今回はほとんどネタバレになりそう。 ご注意をば(^^;)
ドンとこいと、
観ている矢先にデヴィッドキャラダイン、
横笛を持ち登場!!
渋い!!
かっこよすぎ!
今回、ビルは全てにおいてカッコよい。
憎き相手のはずだが、、、
ちなみに横笛はデヴィッドキャラダインが出演していた「サイレント・フルート」からのようです。
そして、
バド=マイケルマドセン。
タランティーノ監督作「レザボア・ドッグス」のMr.ブロンドだった人
彼もずるがしこい。
彼を追いブライド(ユマサーマン)がやってくるが返り討ちにし生き埋めの刑にする。
しかし、
彼女はクンフーの使い手であった!!
師匠はパイメイ!
前回に続き、ゴードンラウ氏が師匠役で登場。
同じ俳優が違うキャラで登場するもの、
東映のやくざ映画などからのオマージュではないかと思われゴードンラウとマイケルパークスが違うキャラでどちらとも登場します。
パイメイとの修行の回想が始まります!
それによってブルースリーもびっくりの、ワンインチパンチを習得!
お師匠による実演。
こうじゃ!!
教えております。
修行中。
燃える!!
そして、この習得したパンチにより生き埋めのお棺の中から生還!
そして、登場するエルドライバー(ダリルハンナ)
ダリルハンナといえばこの下まつげ!!
眼帯は、これも超カルト映画、「ゼイ・コール・ハー・ワン・アイ〜血まみれの天使~」のクリスチーナリンドバーグのオマージュ。
しかし、ブライドとの対決でもう片方の目もやられてしまう。
「下まつげがぁー!!」
キルビル構想の「3」がもしあるならば、
エルドライバーは盲目で、
ブライドはコブつきになり、
こりゃ、市つぁんと、拝一刀ですよ!
何かしら最近は実現化のお話がまた上がってるようなんで
もし実現したら楽しみですねえ!
そして、ビルとの最終決戦。
そこで思わぬ展開が待っています。。
また、ここで入りこんでくるタラお得意の長セリフ。
二人の愛憎劇。
2人とも切々と語ります。
長いセリフには緊張感がみなぎります。
そして、一瞬で決まる決着!
思わず膝を叩く俺!!
(そう来たか!!)
ここで披露される奥の手。
クンフーの奥義をビルにぶち込む!
鼻で呼吸するこの顔!!
これこそクンフーのマスターの顔!
タラがこの顔をしてくれと言ったんでしょう!
芸が細かすぎ!
そう、
彼女は実はクンフーの達人でもあったんです。
これで復讐を果たしたブライドでした。
しかし、ビルが最後の倒れた場所から、
エンドロールでの倒れている場所が移動しているんだよね。
また、
バドにしたって、実は死んだふりかも・・・
そして、エルドライバーとの決着。
もし「3」が実現したら、
相当楽しくなりそうに思えますが、、
10年後をやる予定でしたが、過ぎちゃってるのでね、
期待せずにまちましょうね(^^)
さて、
ブライドを演じるユマサーマンですが、
ヤサグレ感のある顔立ちにナイスなスタイル。
「パルプフィクション」のミア役でタランティーノ作品に出演し、
キルビルで主演を演じました。
彼女の頑張りがあったからこそ、
この映画がこれほどの作品になったんだと思います。
それとサントラ。
これが実に効果的で、
このサントラじゃなければ
「キルビル」はギャグ映画になっていたことでしょう。
やはり音楽って大事ね(^^
今宵は「恨み節」でも聞くことにしましょう(^^;