燃える勇者 (1981) | Bokuと映画  Chackn'sBlog

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おきにいり映画、 地元鹿児島のこと、 70年代、80年代のおもしろかったこと、 
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今日もちょいと昔の

 

真田さんの初期作品。

 

 

「燃える勇者」!

 

 

 

1981年公開。

 

監督: 土橋亨
アクション監督: 千葉真一
脚本: 松本功/土橋亨/中島貞夫

 

キャスト

真田広之/伊藤かずえ/若山富三郎/勝野洋/黒崎輝/もんたよしのり/安部徹/矢吹二朗/小池朝雄/西沢利明/中尾彬他

 

アフリカで成長した日本人青年が帰国し、見知らぬ地方都市で正体不明の悪徳集団と戦い、アクション・青春・冒険が盛り込まれた物語。

(Wikipediaより抜粋)

 

*****

 

 

セーラー服と機関銃の併映だった作品で、観ている方も多いかもしれませんね。

 

私はつい最近、初見でございました。

 

 

 

東映のアイドル路線って感じのチラシ。

 

真田さんのほうの作品はB級アクション物な感じの作りです。

 

 

 

アフリカに帰る予定で、神戸へ向かう貨物列車に乗ったが、間違えてしまい「城南」という架空の街へ着いた主人公が事件に巻き込まれるという、西部劇にありそうな物語。

 

街を牛耳る街の大物が悪者って設定。

 

 

 

相手役はオーデションから抜擢された伊藤かずえさん。

 

これがデビュー作で、いきなりのヒロインです。

 

 

デビュー作には思えないほど演技がうまい。

 

熱演という意味ではなく素の演技がすんなり入ってくる。

 

 

このヒロインの家が馬を飼っている牧場(なのか?)のようなところ。

 

 

その馬が暴れちゃってそれを手なずけた真田さんと仲良くなる。

 

やはり西部劇っぽいし、

 

昔の日活アクション物っぽい。

 

その線を狙ってるのかもしれません。

 

 

 

俳優さんでは珍しいところでもんたよしのりさんが町の不良で登場

 

 

で、町にやってきた若者にJACの後輩、黒崎輝。

 

 

もんた&ブラザースの歌うシーンには

 

真田氏興奮しちゃってアフリカ仕込みのダンスを踊っちゃう!

 

 

 

 

なんかこの作品、、、

 

 

このあたりから実はスゲエ作品なんじゃないかと思えてきだすのです。

 

 

いや、

 

 

いやいや、、

 

 

 

そんなはずは、ない、、、

 

 

低予算のオールロケ、

 

それもこじんまりとした廃坑跡がある小さな町でのロケです。

 

まー町の偉い悪者と戦うのかと、そんな感じの話かと思ってたんです。。。

 

 

 

 

 

それなのに、

 

 

この町の建設会社のボス、、、

 

 

化学兵器を海外に売るという驚愕の展開!!

 

めちゃグローバルに物事が進みます。

 

 

その兵器がまた、、、

 

半径50キロの生物はすべて息絶える!

 

とてつもない兵器を開発していたんです!!!

 

しかし!!

 

実験は小さな部屋で小鳥10羽くらいで実験!

 

成功だと喜ぶ悪者たち!

 

 

オースティンパワーズかよ!

 

 

 

またそんな大量殺人兵器を

 

炭鉱後のトロッコに乗せて町まで運ぼうとします!!!!

 

 

もうトロッコ舐めすぎ!!!

 

 

 

 

 

 

その化学兵器がアフリカ行きの船に乗るってことで

 

アフリカの動物を殺すわけにいかないと真田広之が動きます。

 

そこはアフリカ行きの船に先回りするのが、

 

自分も船でアフリカ行けるし、敵も捕まえられるのだが、、、

 

 

みんなで炭鉱跡の基地へ向かいます!!

 

 

まー、かずえちゃんが拉致られましたからね。

 

助けにいくのが当然です。

 

じゃないと盛り上がらんしね(^^;

 

 

 

リポビタンDの相棒、勝野さんも出演してるってーのに、、

 

ファイトのファの字も言ってくれんし。

 

最初はこりゃ、地味に終わりそうな凡作かとおもいましたが、、

 

 

急に大風呂敷広げだして、後半は突っ込みどころ満載になる!(^^)

 

 

真田さんがずっと真面目に演じてるのがね、

 

ツボでしたわ(^^)

 

 

 

人のツボなんて人それぞれですのでね、

 

そんなに勧められないかもしれませんが、ちょっとした珍品ではあります。

 

 

 

監督はこれが映画初監督の土橋亨。

 

仁義なき戦い/頂上決戦や、柳生一族の陰謀など、東映作品の助監督を長年されていた方のようです。

 

やはり、

 

どこか普通のアイドルアクション映画にはしないというね、

 

東映らしいケレン味のある作品でしたよ。

 

 

では、

 

お次も東映のアクション物で行きましょう。

 

 

懐かしい作品が続きますが、お付き合いください(^^)