日本映画の
80年代、当時新鋭監督であった方々特集、
今日はこの方です。
井筒和幸監督!
このブログでも何度も取り上げている
私もお気に入りの監督ですよ。
その監督の
商業映画の第1作!
「ガキ帝国」!
1981年公開作。
丁度、
漫才ブームの最中、
また、
ツッパリブームでもあり、
話題になっていましたよ。
当時私は小学生でしたが、
行ってはいませんが、見に行きたいなと思ってましたよ。
その後、
「二代目はクリスチャン」にはまった私は
井筒監督のデビュー作としり
ビデオにて鑑賞しました。
やはり、
井筒監督の原点だなと、
思わせる作品。
大好きな作品です。
ただ、
何がよいとか、
伝えるのは難しい。
作品の出来は
同じ吉本芸人を使った「岸和田少年愚連隊」のほうが良いと感じます。
ガキ帝国のほうは
紳竜でした。
大阪のヤンキーの
お話でして、
時代設定は
60年代
この雰囲気がよい。
紳助竜助は
その後、コンビとしては活動は自粛し、
個々で活動するようになるわけで、
演技は竜助さんのほうがこの時も評価されてたような記憶があります。
ヤンキーとはいうものの、
タイトルどおり、
「ガキ」なのです。
ガキの中のお話であり、
ヤクザ(大人)にはかなわない。
青春映画として、
なかなかの良作であります。
わたしの井筒監督作品のなかでは
井筒版「アウトサイダー」かと(^^;)
若者のなかでのもどかしさと、
痛々しさ
切なく、刹那的でもあり
でも、
そのままで変わらずいてほしいと
感じさせる作品。
時代は
60年ではありますが、
70年代に撮られた作品であり
70年代の匂いも作中から感じられます。
てか
大阪のヤンキーは
いつまでたっても
大阪のヤンキーかと(^^;)
河内のおっちゃんは
ずっとそうなのと一緒でね(^^)
まー
最近は大阪行ってませんので
今は実際どうなのかはわかりませんがね(^^;)
イメージでした。
とにかくね。
この頃の青春映画、
特にこの作品は
少し上の年代のお兄さん方への憧れが
映し出されているようで
好きなんですよねえ。
私が小学生のころの
高校生や大学生、
16〜20歳の人たちへの憧れは
やはりあったねえ。
はい。
やはり
ここまで書き込みましたが
作中のことを評価するのはなかなか難しく(^^;)
雰囲気だけでも伝わればね。
よいのではないかと。
次回も
若者のお話しをやりましょうかね。
ヤンキーとは
間逆な若者かもしれませんが(^^;)
なるべく
期間を置かずにやりたいね。
ではまた。