寒さが身に染みる季節にになり、普段風邪などには縁のなかった私も1週間余りも体調不良に悩まされてしまった。今年の私の風邪は鼻水が止まらず、夜中寝ていて息も出kないほどで、不眠と頭痛に悩まされ、気管が侵され、咳と胸部痛に悩まされ、全身倦怠感へと鼻から全身に病に侵されていく様を段階的に体験するようないつもにない奇妙な風邪の引き方でした。長引くタイプの風邪なので皆様くれぐれもご自愛ください。
こんな季節には芯から体を温める鍋料理が恋しくなります。
鍋の主役は魚介類やお肉だろう、と考えている人たちは多いと思います。
ですが、私が考えるに、鍋の主役は実はお野菜なんじゃないでしょうか。
たっぷりと滋味豊かなスープを吸った色とりどりのお野菜が、鍋の中の美味いところをみんな口へと運んでくれる。主役だと思われていた魚介類や肉たちは美味いところをスープに出し切って、野菜に主役を譲り、脇役に転ずる。といったところでしょうか。
なかでも、鍋に欠かせないのが白菜ですよね。
白菜って、漬物でも煮物でも日本料理や韓国料理、中華料理には欠かせない伝統的なお野菜だと実は勝手に思っていました。
ところが、現在の白菜が日本に入ったのは明治以降で、中国から伝わったものでした。当時の白菜は、そのまま植えても結球せず、現在のような白菜が作れるようになるまで大変な苦労があり、日清戦争を契機に需要が高まり全国に普及したそうです。ですから、江戸時代の人たちの鍋料理には白菜は入らなかったのです。
ご存知のように白菜はアブラナ科の植物で、同じアブラナ科の植物は非常に豊富で、大根、カブ、キャベツ、カリフラワー、ブロッコリー、小松菜などが挙げられます。原産地はいずれも地中海沿岸からトルコ高原にかけての比較的乾燥した地帯です。
同じアブラナ科の葉野菜でも、キャベツはエジプトやギリシア、ローマの多くの文献にその効用が認められ、二日酔い防止や健胃効果、万病の良薬として紹介されたりもしていますが、白菜はヨーロッパではほとんど栽培されることはなかったようです。
白菜はシルクロードを経て中国に伝わり、中国で盛んに栽培研究され現在のような結球する白菜の原型が生まれたそうです。現在でも白菜は、東アジア圏固有の野菜だそうです。
私は子供のころは、この白菜が大嫌いでした。煮込むと葉先も芯もトロトロになり甘みを増す白菜ですが、子供のころはその甘さが苦手だったのです。キャベツは生でもバリバリ食べられるのに、白菜は生で食べておいしくないこともあったかと思います。よく父が、晩酌の後で、さっぱりとした白菜のオヒタシで、熱々の白飯を食べているのが、不思議に思えたものでした。まあ、白菜嫌いなんだから美味しく見えないのは当然といえば当然なのですが、今思うと本当に、味覚というものは年に応じてかわるものなのだ、と痛感します。
鍋のお野菜は白菜だけではありませんが、今晩あたり家族で、一つ鍋を囲んで和気あいあいとお鍋なんていかがですか。魚介の旨みをたっうぷり吸ったお野菜が心も体も温めてくれるかも知れませんよ。
最近は一人鍋というのも流行らしいので、月下独酌、初冬の長夜を楽しまれるのも趣があります。
こんな季節には芯から体を温める鍋料理が恋しくなります。
鍋の主役は魚介類やお肉だろう、と考えている人たちは多いと思います。
ですが、私が考えるに、鍋の主役は実はお野菜なんじゃないでしょうか。
たっぷりと滋味豊かなスープを吸った色とりどりのお野菜が、鍋の中の美味いところをみんな口へと運んでくれる。主役だと思われていた魚介類や肉たちは美味いところをスープに出し切って、野菜に主役を譲り、脇役に転ずる。といったところでしょうか。
なかでも、鍋に欠かせないのが白菜ですよね。
白菜って、漬物でも煮物でも日本料理や韓国料理、中華料理には欠かせない伝統的なお野菜だと実は勝手に思っていました。
ところが、現在の白菜が日本に入ったのは明治以降で、中国から伝わったものでした。当時の白菜は、そのまま植えても結球せず、現在のような白菜が作れるようになるまで大変な苦労があり、日清戦争を契機に需要が高まり全国に普及したそうです。ですから、江戸時代の人たちの鍋料理には白菜は入らなかったのです。
ご存知のように白菜はアブラナ科の植物で、同じアブラナ科の植物は非常に豊富で、大根、カブ、キャベツ、カリフラワー、ブロッコリー、小松菜などが挙げられます。原産地はいずれも地中海沿岸からトルコ高原にかけての比較的乾燥した地帯です。
同じアブラナ科の葉野菜でも、キャベツはエジプトやギリシア、ローマの多くの文献にその効用が認められ、二日酔い防止や健胃効果、万病の良薬として紹介されたりもしていますが、白菜はヨーロッパではほとんど栽培されることはなかったようです。
白菜はシルクロードを経て中国に伝わり、中国で盛んに栽培研究され現在のような結球する白菜の原型が生まれたそうです。現在でも白菜は、東アジア圏固有の野菜だそうです。
私は子供のころは、この白菜が大嫌いでした。煮込むと葉先も芯もトロトロになり甘みを増す白菜ですが、子供のころはその甘さが苦手だったのです。キャベツは生でもバリバリ食べられるのに、白菜は生で食べておいしくないこともあったかと思います。よく父が、晩酌の後で、さっぱりとした白菜のオヒタシで、熱々の白飯を食べているのが、不思議に思えたものでした。まあ、白菜嫌いなんだから美味しく見えないのは当然といえば当然なのですが、今思うと本当に、味覚というものは年に応じてかわるものなのだ、と痛感します。
鍋のお野菜は白菜だけではありませんが、今晩あたり家族で、一つ鍋を囲んで和気あいあいとお鍋なんていかがですか。魚介の旨みをたっうぷり吸ったお野菜が心も体も温めてくれるかも知れませんよ。
最近は一人鍋というのも流行らしいので、月下独酌、初冬の長夜を楽しまれるのも趣があります。





