じつは、本日 私の28回目の誕生日でした。
日本で誕生日を迎えるのは実に5年ぶりの事で、
みなさまからお祝いのメールや電話を頂き、今までで以上に多くの方に祝って頂きました。
しかもお天気も素晴らしい快晴!気持ちがいい!
本当にありがとうございます。今夜は父母も連れて焼肉食べに行きます!
さて、今日は前回のつづき・・・・エドワーディアンソファー の修理工程をラストまでご紹介します。
1.
前回は既存ファブリックの取り外しとフレーム解体まで行いました。
今日は解体したフレームを組み直すところから始めます。
この時点でしっかりと固定しておかないと、すぐにぐらついてしまいますのでギッチりクランプで固めました。
一日この状態で保存し、しっかり接着出来たところで次の作業に入ります。
2.
新しい麻テープで貼り直しをする前に・・・
ひとつ補強になる支柱をセンターにはめ込みました。こうすることで座屈に耐える設計になります。
3.
まずは縦に9本麻テープをハンドタッカーで打ち込みしていきます。
つづいて、、
上・下交互に網目状に麻テープを張っていきます。
もうこの状態で十分ひとが座っても体重を支えられる強度にできあがりました。
4.
その上に、既存のクッション材となるコットンや豚の毛を敷いていきます。
ウレタンクッションに比べると固くてゴワゴワした感じですが、アンティーク家具の味ですね。
5.
クッション材を覆うように座面生地を打ち張りしていきます。
これで見た目はほぼ完成です。
もともとフレンチポリッシュが専門なんですが、アポストリーもなかなか奥が深い。
もっと勉強して良い仕上がりを目指します!
5.
木材とファブリックのつなぎを飾る ブレードを取り付けました。
これでより一層、アンティーク家具らしいトラディショナルなスタイルに仕上がりますね。
6.
エドワーディアンソファーのぐらつき直し~座面張替え修理の完成です。
ファブリックの張替えが終わったら最終仕上げに全体のキズ補修とワックスを塗り込み、
覚王山にあるリストリーショールームにて展示・販売されます。
もちろんインターネットでの観覧・購入も可能ですので、近日公開を目指し写真撮影に取り掛かります。
以上が前回・今回とおこなったエドワーディアンソファーの修理工程でした。
※今回修理したアームチェアはイギリスで買い付けした大切な商品です。
商品の詳細はホームページよりご覧頂けます。(近日公開予定)
次回はフレンチポリッシュで使用するシェラック(セラック)ニスについてご紹介します。
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