独立人事総務業務請負人(人事総務IC)の木村勝です。
2015/1/15、日経朝刊に「ビジネススクール国際網~一橋大加盟の協力組織が拡大~」という記事が出ていました。
一橋大学大学院・国際企業戦略研究科(一橋ICS)が加盟する国際的なビジネススクールの協力組織「グローバル・ネットワーク・フォー・アドバンスト・マネジメント」(GNAM)の連携強化が進んでいるという記事です。
原則「1国1校」の加盟で、学生は加盟校の中から関心のある授業を選んで約1週間の集中講義を受講できる「グローバルネットワークウイーク」というプログラムもあるようです。
当方30年前の一橋大学の学部卒業ですが、当時は学部の授業は語学以外は全て日本語の授業であり、グローバル化のグの字も感じられないキャンパス生活を送っておりました。
昨年末には、所属した一橋大学鉄道研究会のOB会がかって1・2年の授業が行われた小平分校で行われたのですが、こちらも様変わり!
小平国際キャンパスという名称にかわり、海外からの留学生用の立派な宿舎が立ち並ぶ近代的な姿に生まれ変わっておりました。
(昔は2階建ての中庭のある校舎が真ん中にあるだけでした)
当方30年間のサラリーマン生活では所属する企業はグローバル企業となりましたが、個人的にはグローバルとは無縁のサラリーマン生活を送ってきました(独立してからはかえって国際経済や語学へ興味が湧きあがってきていますが)
こうした記事を見ると、どうしてもグローバルの流れに乗らないと遅れてしまうという焦りのようなプレッシャーを感じますが、何も全員がこういう世界を目指す必要はないです。
熾烈な社内競争の中、自分もこうしたグローバルな人材になるんだと自らにプレッシャーをかけている若手サラリーマンの方も多いかと思います。
しかしながら、全員がグローバル世界70億のライバルを相手とした熾烈な国際競争社会に飛び込む必要はなく、(結局はこの体である今ここの場所でしか生きていませんので)自分の半径5mの範囲でご縁があって今向き合っている人に一生懸命キチンと接することできればまずはそれで十分です。
何だか後ろ向きのコメントになってしまいましたが、30年間サラリーマンを送っての感想です。