年末年始休暇を終えての出社初日の対応法? | ものづくり企業の人事総務をワンストップで専門サポートするインディペンデント・コントラクター(IC独立業務請負人)が日頃思うこと

ものづくり企業の人事総務をワンストップで専門サポートするインディペンデント・コントラクター(IC独立業務請負人)が日頃思うこと

大手自動車会社での30年の人事総務経験を経て,2014年にIC・行政書士として独立しました。グローバル化進展の中、業務のアウトソーシング化など荒波にさらされつつある人事総務部ですが、企業活動を支える総務系業務の重要性・専門性など日頃思うところを語ります

新年明けましておめでとうございます。

独立人事総務業務請負人(人事総務IC)の木村勝です。

年末年始休暇を終え、今日から出勤という方が多いかと思います。

当方昨年2月末でサラリーマン生活を卒業し自営業となりましたので以前のようなサラリーマン独特の長期休暇終了直前のサザエさん症候群からは開放されているのですが、まだ独立1年目ですので長期休暇出社前日&当日のあの独特な感じは、未だ身体に染みついております。

若い頃は、何ら悩みなく出勤する(ように見える)上司の姿を見て ”よく30年間も毎日会社勤めが出来るよな~、何が面白いだろう、偉いな~”と思っておりましたが、自分も結果として30年間勤務してみると”あの当時の上司も同じ気持ちだったんだな~”ということがよくわかります。

最終的には部長としてサラリーマン生活を30年やっておりましたが、”休みが長くて困る、早く仕事が始まらないかな~”という気持ちになったことは、新入社員時代から退職直前まで一度もありませんでした。

そういう当方がなぜ30年間続いたかといえば、絶妙なタイミングでくる土日休み&長期休暇のおかげです(入社時は土曜日は半日出勤でしたが)。

”イヤだイヤだ”と思いながら長期休暇後初日にどうにか出勤すると、どうにか週末まで辿りつき、以降はその繰り返しで長期休暇に辿りつくことなります。

こうしたサラリーマン気質を考慮すれば、(半分冗談ですが)長期休暇初日は会議などせずに”(昔のように)各自振袖&紋付き袴で取りあえず出社して解散!”というようにすれば、長期休暇後のソフトランディングに大きな効果を果たすような気がします。

後ろ向きな言い方になりますが、「まずは長期休暇明け初日に出社することが今日の仕事」と考えて、このイヤな気持ちは、自分だけでなくほとんどのサラリーマン共通の感情であることを理解しておくことが重要だと思います。

羽田空港でのインタビューで ”ハワイでリフレッシュできました! 明日から頑張ります!”というコメントを聞くと、”この休み自分は何をしていたんだろう!”と自虐的な気分になりますが、インタビューされているサラリーマンの皆様も実は大同小異です。

明日から出社という方につきましては、”今日1日は一生懸命?イヤだイヤだと思いながら過ごして明日はまずは出社する”

これで30年間の長期勤続は可能です(こういう気持ちを持ちながら30年間過ごしていいのかという問題はありますが)。

間もなく3連休です。

初日まずは出社すればあとはOKですので、”こんな気分は自分だけ特別なんでは?”などと思う必要はまったく無いです。

みんな一緒ですので。