独立人事総務請負人(人事総務IC)の木村勝です。
当方、西荻窪に行政書士登録のために小さなレンタルスペースを借りていますが、その賃貸開始がちょうど1年前の今日でした。
持家であれば自宅での登録も可能だったのですが、住居は賃貸のため現在の事務所を契約した次第です。
30年間のサラリーマン生活を卒業したのは昨年2月末ですが、ちょうど年末に現在入居している物件に空き部屋が発生し、登録準備もあるため少し早目に契約しました。
1年前を思い出すと、”あと2ケ月で30年間のサラリーマン生活も終了だな~、何だかとんでもない決断をしてしまったな~”という不安な思いと、”今年からここで一人で新たな道を歩むんだな~”という期待感の両方が入り混じった複雑な心境だったこと思い出します。
スペースには机と椅子が備え付けでありましたので、カラーBOXを近所のホームセンターで、袖机を中古事務用品店で購入し一人で部屋に運び込んだこと思い出します。
行政書士は、登録の際に独立した執務スペースの確保が必要条件になっていますので、当方の場合、事務所スペースを借りましたが、特にそうした要件が無い場合には自宅でまずは独立というのが経費面から考えても王道かとは思います。
しかしながら、レンタルオフィスであれば賃料も決して高くありませんので、思い切って借りてしまうのも手です。
レンタルオフィスを確保したことのメリットは以下の通りです。
①(自宅にはまったく業務スペースがなかったこともありますが)家族に迷惑をかけずに仕事ができる
②自宅からレンタルスペースに”通勤”することになりますので、生活にリズムが出来る
③(JRの駅から歩いて6分程度ですので)外出する場合にもここをベース基地として荷物等の準備ができる
④(狭いながらも)疲れたら横になって気兼ねなく休むことが出来る
特に④はオープンスペースでの共用会員制レンタルスペースでは出来ない個室事務所の最大のメリットといえるかと思います。
将来独立開業を検討されている方も、ぜひ定期収入があるサラリーマン時代にこうしたレンタルオフィスを契約され、前もって体験されておくこともぜひおススメです。
小さいながらも書斎のような自分の城を持つことは、サラリーマンも夢の一つだと思います。
1年使用してみて”あまりこうした生活に魅力感じないな~”ということであれば、サラリーマン生活継続の意思確認ができますし、”こうした生活も性にあうな~”ということであれば、自信をもって独立へGOすればいいと思います。
サラリーマン時代でレンタルオフィスを借りるには何となく贅沢極まりない感じがしますが、独立という決断をするためのリスク回避の必要経費として考えるのも現実的な対応だと思います。
レンタルオフィス入居1年を迎えて感じたこと書かせて頂きました。
明日から宮城へ帰省してきます。
本年は大変お世話になりました。来年も何卒宜しくお願い致します。