ネットトラブルアドバイザー養成講座を受講してきました | ものづくり企業の人事総務をワンストップで専門サポートするインディペンデント・コントラクター(IC独立業務請負人)が日頃思うこと

ものづくり企業の人事総務をワンストップで専門サポートするインディペンデント・コントラクター(IC独立業務請負人)が日頃思うこと

大手自動車会社での30年の人事総務経験を経て,2014年にIC・行政書士として独立しました。グローバル化進展の中、業務のアウトソーシング化など荒波にさらされつつある人事総務部ですが、企業活動を支える総務系業務の重要性・専門性など日頃思うところを語ります

独立人事業務請負人(人事IC)の木村勝です。

先日土曜日2014年7月26日は、当方会員となっている日本オンラインカウンセリング協会(JOCA)主催の「ネットトラブルアドバイザー養成講座」を受講してきました。

主催のJOCAは、1997年に設立された協会で、「IT技術を有効利用したオンラインカウンセリングという概念を、メンタルヘルス、医療、福祉、介護等の分野におけるカウンセリングの手段として、公共性のある目的にいかに活用していくべきかを協議し、さらに利用者のプライバシー、安全を確保するための倫理規定を策定、実践することにより、オンラインカウンセリングの適正な利用を普及し、ひいては国民の医療、福祉の向上に貢献することを目的」(活動趣旨より)として設立された団体です。

以前こちらの初級オンラインカウンセリング講座を受講したことを機会に、定期的に開催されているJOCAFEという少人数で昨今のネット事情に関して勉強する会にも何度か参加させて頂いています。

今回の講座は、次回以降の正式講座のプレという位置づけでしたが、内容は充実しており、完成度の高い講座になっていました。

「現状のオンライン事情について知り、オンライントラブルにまつまる事例の検討を経て、その対応方法や心構えを知る」ことを目的に講座は組み立てられています。

講座では、物心がついたころからインターネットが当たり前であった「デジタルネイティブ世代」の特徴から各SNSサービスの特徴、ネット依存の現状まで最新のネット事情に関して詳しい説明があり、最後には具体的なトラブル事例について解決策を検討するワークショップとその解説が行われます。

ネットトラブルの問題は、①ネットという環境下でのコミュニケーションの課題と②実際のトラブル発生時の対応法について分けられると思いますが、この講座では、この両面についてバランスよく学習することができます。

当方がまさにそうですがSNS等の使い方を十分理解しないまま、利用を開始している方も意外に多いのではないかと推察します。

これから高齢社会、ネット・リテラシイーのあまり高くない当方世代以降の方々の利用もますます増加することが予想され、デジタルネイティブ世代とのコミュニケーションギャップのようなものもますます広がることが予想されます。

講座でも、事例としてあげられていましたが、会社上司からのFacebook友達申請への対応など、リテラシー差に起因するトラブルの一つだと思います。

意外に使い方に関してキチンとして知識や教育を受けずに生活の中心を占めつつあるのが、SNSをはじめとするオンラインの世界だと思います。

興味ある方、おススメの講座です。