フリック:東啓介
モンティ:立石俊樹
ミュージックホール・シンガー:sara
ヴァージル:若林星弥
リロイ:森山大輔
ルーラ:谷口ゆうな
老婦人:樹里咲穂
伝道師:原田優一
父親:spi
ヤングヴァイオレット:生田志守葉/嘉村咲良/水谷優月(誰だったかなぁ)
<STORY>
1964年、アメリカ南部の片田舎。幼い頃、父親による不慮の事故で顔に大きな傷を負ったヴァイオレットは、25歳の今まで人目を避けて暮らしていた。しかし今日、彼女は決意の表情でバス停にいる。あらゆる傷を癒す奇跡のテレビ伝道師に会う為に。西へ1500キロ、願いを胸に人生初の旅が始まる。
長距離バスの旅でヴァイオレットを待ち受けていたのは、様々な人と多様な価値観との出会いだった。ヴァイオレットの顔を見た途端目を背ける人々。一番最初の出会いとなった南部出身で白人の老婦人。運命的な出会いを果たす黒人兵士フリックと白人兵士モンティの対象的な二人の男性。思いがけない正体を現したテレビ伝道師。追憶の中にあらわれる父親。これらの出会いによりヴァイオレットの中で何かが少しずつ変化しはじめる。
長い旅の先に彼女が辿り着いたのは―
初演の3日間公演で
優河VIOLETを観たバル子大絶賛だったので、、
今回は、1公演だけ、、何とかやり繰りして観てきました。
三浦透子VIOLET一択です。
三浦さんは、俳優さんで歌手活動もされていて、、
声質は柔らかい包み込むような、、張るというよりは丸く整う感じで、
とっても好きな声でした。ファルセットも苦しそうでもなく、、
心地よい声質でした。歌詞も聞き取れて入ってくる。
東ちゃん、、、久しぶりにトンちゃんの歌声も、ブルースっぽい唄良かったわ、、、黒人兵士の役で立石さんが白人兵士。
これ、事前に知っていた方が絶対に良かったなぁと反省。
オープニングから、人種差別時代背景を色濃く見せるので、、
根の深いその重みと辛さはどうしても日本人には馴染が薄い。
幼少期の自分(子役)との過去と現在の絡ませ方もすっごく良いし
子役ちゃんの歌も演技も良いです。父親役のSPIさんがこれまた良いですねぇ、、、。
樹里さんも相変わらずスタイル良くて、、
皆さんが書いてるけど原田君の伝道師の胡散臭さ、、
良いキャスティングだなぁって思いました。
ミュージックホール・シンガー:sara さんの歌もすっごくパワフルでソウルフル、泣きそうになりました。
兎に角、歌ウマキャスティングのミュージカルって最高です。
VIOLETは顏に大きな傷があり、それを直してくれる伝道師に会いにバスに乗る。家に帰る兵士たち、、
色々な感情が生まれ、そして、、最後は、、、
とっても良い舞台でした、、、音楽が良かった。
この日はアフトクが有ったけど、私は時間的に無理、諦めました。
屋比久ちゃんとはかなり違うVIOLETだって。
だろうなぁ。
トンちゃんは黒人の兵士だから、やっぱりビジュアルが違うと印象も変わるよね。