RB1613 拝啓、猫の居るゲーセン様~石川音ゲー周遊~(其の2) | REGULAR BONUS

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31歳のダウナーな人による、 日々のREGULAR BONUSな瞬間…というかヤだなぁと思った瞬間とかを綴るブログ。

こんばんは、夢のクレヨン王国じゃない時間です。


当初の予定では地元友達と遊ぶつもりが、ドタキャン。

そこで実家の車を借りて、かねてより行きたかった石川県七尾市へ行くことに。

金曜に行くことを決めて、土曜には出発の全く練られてない遠征。

2,3ヶ月に1度運転するペーパードライバーの一人ドライブ編、第2話です。


今回から一気に音ゲーブログと化します。

よりマニアックな音ゲー記事は記事の後編で。



前回のあらすじ。

途中休憩をはさみつつ、およそ5時間で目的地に到着。




○ 16:20/石川県七尾市・ゲームセンター ベティ ○


289キロ走行し、目的地に到着。

周りに何も無いとは聞いてましたが、本当に何もない。

向かいには田んぼと踏切、横にはコメリの看板が見えるくらいでした。

そして店自体も、パッと見はゲーセンとは思えないような外見でした。

一昔前の洋食屋というか、喫茶店というか。

入口のドアがレバーみたいなのを押してガチャッと開けるようなドアでしたし。


内装も、手作り感溢れる…と言えばいいのか、

結構使われていない機材や筐体がそのまま置いてある、雑多な雰囲気でした。



ここには最新の音ゲーは勿論、古い音ゲーも一部稼働しており、

俺の目的は勿論古い音ゲー。

前日にTwitterで連絡を取り、バージョン指定を承って頂けました。


そして遂にご対面。


9th style


2003年、俺が完璧に音ゲーにハマるきっかけとなった、beatmaniaIIDX 9th style。

現在最新作はbeatmaniaIIDX 22なので、13作前の作品ですね。

この9th styleが12年振りに触れるわけです。

思い入れのある作品が300㎞運転すれば出来る…。



はやる気持ちを抑えて、100円を投入。

うわぁぁぁぁぁぁ懐かしいぃぃぃぃぃ!という場面と、こんなんだっけという場面が。

そりゃここまで続けてるとは思わなかったですし、

当時は何気なくやってたのでそこまで事細かに記憶してません。


この9th当時は1級だった俺も、今では九段。

今の実力で、デビュー作に触れるとか、夢のようです。

当時15歳とか16歳だったれすと少年が、28歳になった今、再びプレー。

昔に戻ったかのような感覚でした。


このゲームならではだと思うんですよね。

ずっと同じゲーム続けてきたご褒美だと思っています。

今でも出来る曲はできますが、一部好きな曲が削除されてたり、

選曲画面やその辺は当然そのバージョンでないと味わえないので、

続けていたからこそ、腕を落とさず…むしろ成長した状態で、

過去の作品を味わえることが出来るわけです。

大げさかもしれませんけど、本当に実感しました。


この狭いゲーセンの中で、どの音ゲーも音量も申し分ないくらい出てました。

逆に丸一日滞在は厳しいかもしれません。 耳が疲れちゃって。

まぁこんなに音がよく聞こえる環境はそう無いから気持ちいいんですけどね。




そしてこのゲーセンにはもう一つ名物がありまして、

猫が放し飼いになってるんです。 名前はポポちゃん。

ものすごく大人しい子で、お客さんがみんな触っていってました。 人気者。

そして多分この回のコメントも

全部この猫に持っていかれるんだろうなってのが大いに予想されます。



ポポちゃん

右上の青いのが、beatmaniaIIDXの筐体(立ってプレイする場所)。

でもちゃんとゲームには乗ってこないようにしつけられてるみたいです。

ちゃんと消毒液も準備されてて、触ること前提に準備されてました。




○ 23:00/ゲームセンターベティ ○


すっかり音ゲーを堪能すること6時間半

最後の方は疲れ果ててグダグダでした。 運転疲れもありますしね。

ようやく移動。 まだ夕飯も食ってない上に、そもそも宿無し


とりあえず近間のビジネスホテルに行ってみるも、フロントが真っ暗。

鍵は開いてた物の、誰も出てこず。

七尾市街地に行ってみるも、状況は変わらず。

漫画喫茶は更に距離があるっぽいし、疲労もピーク。



そして遂に、ルートイン七尾東店に泊まる事を決意。 一気に赤字化。

東京行くときもカプセルホテルとかそんなとこしか泊まらなかったですからね。

一人でまともなホテル泊まるのは久々です。

まぁ予約なしで普通に泊まれたからよしとしましょう。


コンビニも近くにあるのかどうか分からないし、何より面倒くさかったので、

ホテルの自販機で売ってたカップヌードルを購入。 これが石川県の晩飯。


午前2時半頃、ようやく就寝。




続きます。

さて、一般人向け記事はここまで。 次回以降もこんな感じです。


どの辺が一般人向け記事なのか分かりませんが、

ここからは恒例、音ゲーマー向け記事。

ぶっちゃけ読んでる人居るのか分かりませんが。



ゲーセンの中は自販機が3機程度あり、

一つはおやつや軽食が売られてる自販機でした。 中で食っていいのかは不明。

待ち椅子も規模の割には設置されてるんで、

座る場所が無くて死ぬって事は無さそうです。



9th styleが入っていた筐体は、純正の銀枠ブラウン管では無いものの、

同じサイズのブラウン管が入ってました。

SUD+が無い作品の為にシャッターがついていたり。 俺は使いませんでしたが。

タオル持参しなくてもプレイ可能です。

あとコンパネ周りが全く別物の板?になってるんで、かなり修理したと予想。



さて9th style、まずコイン投入音が現在と異なるのを忘れてました。

コイン投入音はこちらのVine で。

これがクッソ音がでかくて毎回ビビります。


コイン投入後は、スタート画面でVEFXボタンでオプション選択→スタートボタン→

プレイヤー募集画面モードセレクト →選曲画面…の流れ。


まだフォルダークローズ機能がエフェクトボタンとVEFXボタン同時押しの時代。

まだ1st STAGE、2nd STAGE、3rd・FINAL STAGEで出来る曲が異なる時代。

前者は選曲画面で今の感覚で黒鍵触っちゃいけないってのは覚えてましたが、

後者はすっかり忘れてました。 あれ、あの曲無くなってる!?とか。


設定は、100円で4曲設定。

すなわち3曲目が「FINAL」では無く、「3rd STAGE」と表示されるパターン。

段位は十段まで全て解禁済みの模様。



1クレ目・1曲目はCHARLOTTEを選曲。

こういうけだるいボーカル、今は好きです。

判定慣らしの意味も込めての選曲。 思ってたほど破城してなかったですね。

もっと発売しちゃいけないレベルに狂ってるのかと思いました。

ただ、皿は明らかに後ろの方に判定がありました。 普通に回すとまず光らない。


1クレ目・2曲目はお待ちかね・SWICTH。


SWITCH AC初プレイ

これは9thと10thしか選曲できないのでめちゃくちゃ貴重です。

まともにACで選曲した記憶無いですし。

すげー!という感動よりも、音の悪さにびっくり。

何でしょうね、悪い意味で5鍵やってるみたいな感じ。

感動よりも驚きの方が大きかったです。


1クレ目・3曲目はSWEETEST SAVAGE。

こちらも出来るバージョンがかなり少ない曲。

HS2、SUDという、まだSUD+が無い時代の紙を使わない正攻法でプレイ。

やっぱりスクラッチついてるゲームだから、皿だらけの曲とかじゃなくて

演奏感的な意味でこういう曲欲しいよねって改めて思いました。

あと、この判定で皿曲はダメだなって思った次第です。


1クレ目・4曲目はLogic Board。

nagureoTECHNO3部作のラストを飾る曲。

このねちっこいズンドコっぷり溢れるドラム音が大好きなんですよ。


そしてスタッフロール。 これも懐かしかったですね。

Sound / Takayuki Ishikawa Tomoyuki Uchida Takehiko Fujii

この文字でもう感激です。

むしろ当時はEX STAGEに進めるような腕が無かった為に、

あまり見た事が無いのでは…とか思いました。



後は野となれ山となれ、ろくに下調べもしてない中、

削除曲を片っ端からプレイしていきました。

ADVANCE、LOVE IS DROWING、Your Bodyなど9th曲や、

Blown My Heart Away、TRIBAL MASTER、V35、DANCERなど8th曲、

Deadline、JIVE INTO THE NIGHT、Fly Away、LOVE GENERATIONなど版権曲、

EV CAFE、ICF5800、Y31、11/20などnagureo特集、

KAMIKAZE、dong-tepo no1、Logic BoardのnagureoTECHNO3部作一気、

Prince on a star、ソフラン、gentle stressなど初期削除曲などなど。

何クレ入れたのか分かりません。

上記以外にも今じゃできない曲を堪能してきました。


VEFXボタンを押しながら選曲で穴を出す…という方法は覚えていたようで、

幾つか穴譜面もプレイ。

SWITCH穴は絶対AC初プレイでしょう。 あの糞トリルを堪能しました。

ROMWO&JULIETの穴で76%落ち。 あの縦連を制することはできませんでした。



段位認定も一応プレイ。 紙を使わず、八段、九段ともに合格。

九段は5曲からランダムで、sync→lower world→Macho Gang→quaser。

ここでMacho Gangは大外れ。 何せHS変更もSUD+も無いですからね。



あとは究極にマニアックなメモとして、16セグLEDについて。

楽曲終了直後、「ANALYZE...」と表示。 暗転からリザルト出る前までですね。

リザルト画面が出ると、「CLEAR!」の文字が点滅。

リザルト画面時、セグに曲名は流れませんでした。

この方式はRB1434 で書いた、8thと同じですね。



そしてjubeat Knitもあったため、1クレだけプレイ。

Knitは指にハマるきっかけとなった作品なんで、地味に嬉しかったですね。

Controlって言う、大好きな版権曲がデモで流れてて、思わずプレイ。

正直デモ聞くまで忘れてました。

でも当時大好きだったんですよ! 説得力無いですけど!



あとここにはbeatmaniaIII FINALもありました。

こちらも負けず劣らず爆音で、ウーファーがヤバかったです。

筐体と体、一応離れてるのに、振動が股間に伝わるんですよ。

やっぱり基本は弐寺erなので、9thばっかやってましたが、

こちらも楽しかったですね。 もっと時間があれば…って感じでした。



おまけのおまけ。 新潟からの道中、車内BGMのアルバム。

lala larks / ハレルヤ (シングル)

RAM / N.N.N (×2周。 変えるタイミングが無かった為。)

後はラジオ。