2016年 秋号 (vol.26)
【記者】七井・安東・野村 【編集】鈴木
『オリンピック』
最初はゴタゴタしていた「リオオリンピック」でしたが、始まってみればメダル獲得の増加と共に大変もり上がりました。
さて、大半の方はテレビで見て応援するわけですが、今回のオリンピックは高視聴率のわりに、放映料が広告収入を上回り、赤字だったというのです。
これでは選手が金メダルをとっても、関係者は喜べません。また、新たな競技場の設立や道路整備など、多額のお金がかかります。
世界中から選り優れた選手が極限の競技をするという華やかな面の裏側には、こうしたマネー問題が渦巻いています。
一方パラリンピックでは、ハンデのある選手がそれを感じさせない素晴らしいパフォーマンスを見せますが、これにはとても新鮮な驚きを覚えます。
それは打算なくただ真剣に競技をする姿が、とても美しく見えるからではないでしょうか。
そして今度はいよいよ東京の番ですね。負の遺産が残らないような素晴らしい大会になることを願います。【安東】