2012年冬号(vol.11) 記者・・七井、安東、新井
編集・・鈴木
「ハンドクリーム」
だんだんと寒くなるにつれ手足の「カサカサ」が気になる季節。
冬になると皮脂の分泌が減少してしまい、さらに温度や湿度の低下、エアコンによる乾燥などが原因でお肌が乾燥します。
特に皮脂腺や毛穴のない「手の指・手のひら」は、石鹸や洗剤の刺激で皮脂膜が失われやすく、セラミドも少なくなってしまうため、角質層の水分が減少し手荒れを起こすのです。
乾燥予防に有効なのがハンドクリーム。
それぞれに特徴があるので、自分に合ったものを塗る事をお勧めします。
・カサカサしているところ(全身にも)・・・『保湿系』
ヒアルロン酸、セラミドを含むもの。
・ささくれ、くすみ、冷えが気になる・・・『ビタミン系』
血流促進効果のあるビタミンC・Eを含むもの。
・かかとのひび割れなど・・・『尿素系』
尿素は角質を柔らかくする効果があります。
(ただし肌が薄い部分、傷口は避ける)
・油分が不足した皮脂膜には、ワセリン・馬油なども有効です。
皮膚が濡れたままだと蒸発の際に保湿成分が奪われてしまいます。
手洗い後などは、すぐに余分な水分を拭き取ることも大事です! 【七井】