この時期は、高い湿度に加え気温や気圧の変化が大きいため体調が不安定だったり、油断して体を冷やした事などが原因と考えられます。
まず、ギックリ腰の予防法についてお話します。
①重いものを持つときは膝を曲げて、しゃがんでから足の力で持ち上げる。
(腰を前にかがめると、腰が支点になり負担がかかります)
②くしゃみをする時は、軽く膝を曲げて、テーブルや壁などに手をそえる。
(くしゃみの瞬間に腰へかかる負担を逃します)
③エアコンや扇風機の風などによる油断した冷えに気をつける。
(もし冷やしてしまったら湯船につかるなどして温まりましょう)
④「忙しかった、寝不足、飲みすぎ、食べすぎ・・」体がバテている時は、ギックリ腰などを起こしやすいです。日頃から身体の疲れを取り除くことが重要です。
もし、ギックリ腰を起こした、あるいは、「あれっ? 腰がちょっと変かな?」と思った時に最も重要なことは、ズバリ『安静(Rest)』です!!
※基本的に“痛い方を上にした横向き、もしくは少し立て膝状態の仰向け”の楽な姿勢で横になること。
意外と多くの方が「あれれっ!? でも大丈夫かな?」「少しすれば良くなるだろう・・」と安静にせず動き、こじらせてから駆け込んできます。
もちろん鍼には、消炎・鎮痛効果があり1度の治療ですっかり治ってしまう事もありますが、こじらせた場合はそうもいきません。
痛みで苦しむのはご自身です! 痛みのストレスや治療回数を最小限に抑えるためにも無理は禁物です。
最後までお読みになった皆さん、ギックリ腰にならないようにぜひ気をつけて下さい!(特に腰の痛みは、生活への支障が大きく大変です

もし、こういった腰痛などで「どうしていいか分からない!」と、お困りの際は当院にご相談ください。
お電話でも詳しく確認することで、状態を推測することが可能ですし、適切な養生のアドバイスや治療の提案などができますよ。