続いて健康のバロメーターになるのが「快食・快眠・快便」です。
ただ単に「3度食べた・・」「7時間寝た・・」というだけではなく、”食事がおいしいか” ”目覚めは心地よいか” ”お通じはスッキリか” などのように「快さ」(こころよさ)が伴なっているかが健康の指標となります。
さらに、健康であるためには「栄養バランスのとれた食事、適度な運動、十分な休養」(栄養・運動・休養)が大事な要素になります。
理想は、「栄養・運動・休養」を日頃から意識して健康を保つ。 何らかの原因で「快食・快眠・快便」をはじめ、身体に”不調のサイン(*1)”が出たら、「栄養・運動・休養」の見直しや「適切な治療」により、低下した自然治癒力を向上させ病気を予防します。
生物には恒常性(ホメオスタシス)という機能があります。 生体の状態を一定に保つ性質の事で、それにより人は自ら健康を保つことが出来ます。 しかし現代社会では、”不調のサイン(*1)”が出ているのに我慢や無理を繰り返す事で、自然治癒力(免疫力)が低下した”健康ではない状態(*2)”となり、やがて身体に機能障害が起こり病気になっていく事が多々あります。
私の知る限り、完璧に健康な人は少ないですが、大事なのは自分の身体に意識を向けて、健康のために努力する事だと思います。 (長年、健康管理のために通われている方達は、とても元気で若々しいので間違いないでしょう!)
(*1)…不調のサインには、日頃の「快食・快眠・快便」の変化の他に「疲れ、だるさ、眠気、冷え、コリ、痛み」などがあります。
(*2)…健康ではない状態を「未病」(半健康人・半病人)と表現することも出来ます。
