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真冬でも暖かい石垣島から一転、3月でも極寒の北海道・道東に行ってきました。

 
前回は網走湖でのワカサギ釣りの様子をご紹介しました。
今回は、網走の港から流氷砕氷船「おーろら」に乗ります。

例年ですと、流氷の離岸は3月上旬。

訪問したのはまさに3月の上旬。

果たして流氷はまだ見られるのかな。

 

  流氷、出遭えました!

結論から言うと、流氷に出遭えました。

流氷は青くて、とってもきれいでしたニコニコ



流氷は思ったよりびっしりではなく、既に離岸し始めていたようです。


ただし、流氷を体感できるよう、船はあえて流氷にぶつかっていきます。

流氷にぶつかる瞬間は衝撃と音が結構大きいため、迫力がありました。


ユリカモメがお見送り。


オオワシも無事発見。


ダンナのiPhoneでちょうど飛び立つ姿の撮影ができました!

15ProMaxの望遠機能はすごい


昨年サロマ湖で氷上のアザラシを見たため、今回も探しましたが、残念ながら見かけることはありませんでした。

港にはアザラシの目撃情報も掲示されていたため、遭遇することもあるようです。

生き物の姿があると、船内アナウンスが流れますので、見逃すことは無さそうでした。

 

写真に残っていた、GPSの履歴。

どのあたりまで進んだのかがわかりますね。


  安心の特別席

「おーろら」の2階には特別席が設けられています。

特別席は事前の予約ができず、乗船してからチケットを買うシステムになります。

そのせいか、ちょっと早めに並ぶ人が多かったです。

特別席を希望する場合は、最低でも15分前には並んでおいた方がよいと思います。

今回私たちは15分前に並び、乗船したときには空席がありましたが、出航時は満席でした。

 

小学生以上は一律で1人400円、支払いは現金です。

集金は出航した後になります。

座席はベンチのようになっているシートと、1人がけのシートがあり、ベンチは2人掛けで窓際に斜めに設置されています。おしりの小さい王子と3人でも並ぶのはきつかったですアセアセ
ベンチは1人1席を割り振るシステムのため、ダンナのみ1人がけのシートに座ってもらいました。
出航するとみんながウロウロし始めるので、座席はほとんど関係なくなります。
 

特別席は前面が一面のガラス張りになっており、砕氷の様子が大迫力で臨めます。


船から落ちたり、落とし物をする心配もないため、かなり安心で快適でした。

 

風や音を体感するため、一度デッキに出ましたが、王子が怖がったのですぐに室内に戻りました。


割とスピードが出ているため、風も強く、ちょっと怖いのは確かなんですよね。
普通の大人ならそこまで怖くはないと思います。寒いけどアセアセ
 

  おーろら3もあるけど

流氷砕氷船は2隻あります。

大型の「おーろら」と小型の「おーろら3」です。

通常は「おーろら」が運航しており、乗船時間は約1時間ですが、「おーろら3」は2時間かかり、料金も倍になります。

ただ、「おーろら3」は臨時便だそうです。おそらく運航はトップシーズンのみ。

3月は運航していませんでした。

 

基本的には大型船の方が揺れも少なく安心ですので、「おーろら」を予約する方がよいと思います。


「おーろら」には売店もあります。

青いビール「流氷ドラフト」とおつまみを買っている人が多かったです。


  服装は?

事前にウェブで検索したところ、かなり着込んだ方がいいという注意喚起してあるサイトが多く、私もかなり厚着をし、帽子・手袋・マフラー持参、カイロも複数用意していました。

 

下矢印こちらを参照しました。ページ下部に流氷クルーズ乗船におすすめの服装のイラストがあります。

 

ところが我が家は、結局ほとんど特別席から出ずに終了。
船内では帽子は不要ですし、上着すら脱げました。
展望デッキやサイドデッキで1時間過ごす場合はスキーに行くような服装が好ましいと思いますが、基本的に船内で過ごす場合は、通常の冬服で足りると思います。

 

  予約の仕方

予約は公式サイトからWebでできます。


予約しても、当日、カウンターで料金を支払います。座席を確保するための予約ですね。

私たちが行った日も団体の予約が多かったので、かなりの乗客がいました。念のため予約するのがベターだと思います。


また、当日乗船名簿の記入が必要になりますので、自宅にプリンターがある方は、プリントアウトして記入したものを持参するとスムーズに乗船できます。

 

  まとめ

実はこの流氷砕氷船「おーろら」、夏は知床のウトロ港に停泊しており、知床観光船として活躍します。

あの事故のため、「知床観光船」や知床自体についた悪いイメージが未だ払拭されず、観光客の数もコロナ禍前には戻っていないようです。
王子も知床で船に乗ることを嫌がります。
せっかくの素晴らしい観光資源を持つ網走や知床を訪れる人が少ないのは、本当に残念です。

「おーろら」は大型船で揺れも少なく、安心して乗船できました。
同じ船だとわかれば、王子も乗れるかな。

  おまけ

港は「道の駅 流氷街道」を兼ねています。
下船後、2階の「フードコートキネマ館」でランチをとりました。



網走ちゃんぽん980円


オホーツク干貝柱塩ラーメン980円


道の駅のフードコートだし、そこまで期待してなかったのですが、どちらも美味しかったです。

プラス100円でドリンクバーを付けられるのも嬉しいですね。

お昼は激混みですので、入店はお早めに。