もう、3年以上前になるでしょうか。
僕が、通所リハビリに従事していた時。
一人の卒業生が出ました。
脳出血、左片麻痺で、リハビリに通っていた方。
介護度:要介護1→要支援2→要支援1と、
時間はかかりましたが、介護度を下げ、
最終的に、非該当に。
その頃、機能訓練依存症だった僕や、ケアマネは、
『区分変更申請出す?』と聞いてしまってました。
ですが、達人は『いや、これが結果なんだから、俺なりに頑張っていくよ』という
言葉を残し、卒業していきました。
次の年、彼は帰ってきた。
二次予防事業参加者として。
送迎車でなく、自分の自家用車で。
『俺、忙しいんだよ♪』
自治会の見回り隊として、毎日、夕方活動されていました。
たまに休みます。
『お祭りの準備だから、休むね』
そっちの方が、大変ですね(笑)
週2回、3ヵ月通所し卒業。
その次の年も、二次予防で登場。
相変わらず、忙しそう(笑)
それから1年半後、彼は突然現れました
一次予防事業(普及啓発)に!
申し込み者リストに載ってないのに(笑)
『先生が来てるっていうから、申し込みしてないんだけど、きちった(笑)』
さらに、栄養士の講義では、率先して真面目な質問しちゃう(笑)。
腹は出てますが、ホントカッコいいです。
行動力や、on↔offのメリハリ。
そして、今回の再会でも、見せてもらいました。達人っぷりを、
前半の講義の後、後半の体操実技の準備で、机を片付けるのですが、
包括職員がアナウンスをミステイクしまして、
『私達が片づけますので、皆さんは避けて待っててください』
と、言ってしまった。
動かぬ参加者。
見かねて私が、『できる人は手伝って~』と。
すると、一人だけ既にやってた人がっ!
達人でした。片麻痺だから、片手で。
さすがです。それが、普通です。
だって、同世代の介護予防サポーターは、やれてますもん。
それでも、手伝う参加者が、あまり増えなかったのは、反省点ですが。
『できることは、自分でやる』
以前と変わらぬ達人の行動を見せてもらいました。
60代前半、リハ病院に入院
60代中盤、介護保険でリハビリ
70歳の今、自治会で活躍中。
凄いです。
介護予防では、このレベルに皆さんを導かなきゃですね。
4回シリーズ、残すとこあと2回。
参加者を達人高齢者に。
いろいろな種を蒔こうと思います。
ありがとうございました。