親友とキャンプ | レジン作家 kumaさんのWeblog

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八王子に住む親友のK氏と、丹沢でキャンプを楽しんできた。

秋晴れの丹沢は、色付いた木々と青空の配合がきれいだった。

 

 

 

 

K氏との付き合いは高校一年の初日からだから、かれこれ約40年になる。

こんなに長い付き合いになるとは思わなかった。もうびっくりだ。

 

親友、といってもいつも会っているわけではないし、ひんぱんに連絡を取り合っているわけでもない。

メールを年に1~2回する程度だ。

 

前に会ったのは、やはり丹沢でキャンプをした時だから、「いつだっけ?」と思って画像フォルダを調べてみたら、2014年11月だった。

まだ3年くらいかと思ってたら、5年ぶりでこれまたびっくり。(彼も同じことを言っていた)

 

お互いにきっちりと計画を立てるのが嫌いな性格だから、丹沢湖の駐車場を待ち合わせ場所にして、「だいたい3時から4時の間」を到着目標にして、彼は八王子から、私は横浜から車でそれぞれ向かった。

それでも約10分違いで落ち合うところがまたおもしろい。

 

「おー、ひさしぶりぃ~、元気?」

と、つい先日の続きのように会話が再開するものもう30年以上変わらない。

だから5年ぶりに会っても、何の違和感もない。

 

丹沢湖周辺も、バーベキューをしに来てゴミを捨てていくような、マナーの悪い行楽客が増えたおかげで(と言うか、いっこうに減らないからといった方がいいかも)、自由にキャンプができる場所がどんどん少なくなっていく気がする。

 

それでもキャンプ適地として記憶してある場所を回って、近くに先客はいたけれど(キャンプに慣れた感じの中高年数人のグループだったからホッとした)、まぁまぁの場所があいていたから、今回はそこでキャンプをすることに。

 

 

 

 

K氏と私は性格がまったく違う。

高校時代はスポーツ万能で、学年一のモテ男で(少し持ち上げているようだが、事実だからしゃくにさわる)、社交的で友人を作るのがうまいK氏。

 

内向的でおとなしく、孤独が好きで、テニス部には所属していたけれど、絵を描いたり、物を作ったりする方が好きな私。

 

行動派とめんどくさがり。

短気とのんき。

やせの大食いと小食。

外資系ソフトウェア会社勤務とクラフト系自営業者。

都会派と田舎派。

唯一共通するのは、サザンが好きというところだけ。

それでなぜ親友としてこんなに付き合いが続くのか、時々不思議に思うことがある。

 

 

 

 

でも、きっとぜんぜん違うから長く付き合えるんだろうな。

これが似た性格だったとしたら、仮に私がK氏と似た性格だったらケンカばかりだっただろうし、ガチャガチャしてとっ散らかってぱっかしだったと思う。

逆にK氏が私に似た性格だったのなら、お互いにイライラしてムカついただろうし、なにもことが進展しなかっただろうと思う。

 

物にはすべて「陰陽」があるというから、お互いが自分にない部分を持っているから、ちょうどバランスが取れていいのかもしれないな。

会うといつもワチャワチャしているK氏を見ているのは、私にとってヒジョーに楽しいことだしね。

 

 

 

 

彼と付き合っていてうれしいのは、私がダメな時は、ちゃんと真剣に怒ってくれることかな。

うわっつらで同調することなく、「クマザキ、お前それはダメだろ!」と、ちゃんと言ってくれる。

 

今回キャンプに誘ったのは、「キャンプしたいね」と言い合っていたこともあるけれど、ストレスでどうにもならなくなった私が、彼といろいろと話をして、彼の意見が欲しかったからなんだろうな、と思うし、結果としてはその通りだった。

おかげですっきりした。

 

 

翌日は温泉に浸かって、そばを食べて、今度は三浦にうまい海鮮を食べに行こうと彼が言い、おぉいいね、おいしい寿司屋に連れて行くよと私が言う。

前日に再会した駐車場で、「そんじゃーまたな」と、あっさり別れるのもいつもの通り。

 

ずっとサザンを聴きながら、西湘バイパスへ出て大磯から茅ケ崎を走り、江の島シーキャンドルを右に眺め、静かになった鎌倉の参道を抜けて帰ってきた。

 

いいキャンプ、いい週末だった。

 

 

 

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