老化宣言 | レジン作家 kumaさんのWeblog

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昨日の日曜日、疲労が極限まで蓄積されて、ソファーに座っていることもつらくて、一日中布団に寝転がって、落語を聴きながらうつらうつらして過ごした。

こんなことは初めてだった。

 

ボクはわりと体力に自信があって、これまでどんなに疲れていても、休みの日を家でゴロゴロして過ごすなんてことはなくて、妻や家族とどこかに出かけたものだけど、ここ数か月、自分の身体が明らかに変化してきたことを認めざるを得なくなってきた。

 

まぁ、端的に言ってしまえば 「老化してきた」 ということですな。

 

疲れが取れないどころか、どんどん溜まっていくし、気力も衰えて、どうやっても身体の底から活力が湧いてこなくなってきた。

滋養強壮ドリンクを飲んでも、その成分が働くべき筋肉や臓器などに元気がないから、砂地に水を撒くがごとく、うんともすんとも反応しない。

 

だれだって歳を取るし、歳を重ねていけば身体も気力も衰えていくのが当然だとは頭ではわかっていても、それを認めたくない自分がいる。

だれでもそうだと思う。

 

「こんなはずはない」と、がんばればがんばるほど神経痛がひどくなっていく。

今まで神経痛なんて感じたこともないのに、呼吸をするたびに背中がズキズキ痛むようになってしまっては、どうしても老化を認めざるを得ない。

 

この2ヶ月ほど 「老化を認めてなるものか」 と、あらがってみた結果が昨日の日曜日の自分、というわけだ。

 

これ以上無理を続ければ、いつか限界が来ることは自明のことで、若い頃は 「太く短く生きる」 のがいいと思っていたけれど、家族を持ち、社会的な立場もあってみればそういうわけにはいかない。

 

それで自分が中高年になり、老境の入り口を入ったことを認めることにした。くやしいけどしょうがないね。

 

 

 

 

だからといってべつに落ち込んでいるわけではない。

ボクは 「能天気で楽天的なプラス思考型運命論者」 なので、現状を受け入れてしまえば、それはそれでいいかと思うし、老化に対して自分が何をすべきかを考えて、ひとつひとつ対処してこの身体をもう一度構築しなおすのもおもしろいと思うし、年齢と体調に合った鍛え方をすれば、老化の曲線を緩やかにすることができるのは、多くの年配者が身をもって教えてくれることだしね。

 

どうせならカッコイイ中高年になりたいし、さらには 「あんなふうに歳を取りたい」 と思われるようなじいさんになった方がいいもんね。

若ぶるのではなく、「歳を取るってカッコイイな」と思われるようになりたい。

 

 

とりあえず神経痛を治すのが先決だから、血流を改善するための漢方薬を飲むことから始めることにした。

 

10代、20代、30代、40代と、だれにも束縛されず、だれにも指図されずに、自分なりに生きたいように自由に生きてきた。

 

中高年になったって、じいさんになったって、これまでどおり自由に自分の人生を楽しむさ。

 

 

 

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