娘からのヘルプ要請 | レジン作家 kumaさんのWeblog

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娘からLineでヘルプがきた。

なんぞや?と思ったら

 

「また網戸がはずれちゃったから直して」

 

娘は5月に世田谷から横浜へ引っ越し、親である私たちは先日、神奈川県西部の丹沢の方から横浜に引っ越してきた。

双方の住まいの距離は、車で10分。

これから同様のヘルプ要請が定期的にきそうだな。

 

 

『網戸なんて自分ではめりゃーいいじゃん!』

 

そうお思いになるかもしれないけれど、そう簡単にはいかないのですよ。

なにしろボクよりもちょっと年下、という築年数のマンションですから、とにかくボロい。 

だからすべての箇所にケアが必要な状態で、いわば 『住宅の高齢者』 とでもいいましょうか、いろんなところが修繕が必要で、満身創痍といった感じなのですよ。

でもところどころリフォームされていて、部分的にほぼ新品だったりするので、そのギャップがおもしろいんだけどね。

 

 

 

 

 

娘は横浜で生まれたけれど、2歳の時に丹沢の古民家に引っ越したから、横浜での記憶はないし、築約130年の古民家で17歳まで暮らしたから、家がボロいことにはなんの不満もないのね。

 

だってこんな古い家で育ったんだよ。

そりゃ住環境にはものすごい耐性ができるよね。

 

(ここでの生活は、本当に楽しかった)

 

 

ちなみに、田舎暮らしにあこがれる都会の人が相変わらず多いようだけど、大工仕事ができない人、手まめじゃない人、虫がキライな人、人付き合いが苦手な人、こまかいことが気になる人はやめた方がいい。

 

ボクはもともと手先が器用な方だけど、この古民家での生活で、どれだけ大工仕事や、ありとあらゆる修繕、掃除、害虫駆除 (ハチの巣は年に5個は取ったし、ヘビやネズミ、それから・・・・まぁ、このくらいでやめておこう)、などなどのスキルを身に付けたことか。

 

だから日常生活を円滑にするための修繕なんかはだいたいできる。

だから家族はなにかあるとすぐにボクに 「やって」 と頼る。

言えばなんでもやってくれると思っているし、実際にたいていのことはできてしまうし、不具合なところが手を加えることによって使い勝手がよくなる、という気持ちのよさは、そういう生活をしたことのない人にはわからないでしょうね。

 

今、なんの不自由もないマンション暮らしをしていると、「どこかこわれないかなぁ~」 と、つい思ってしまう自分がいたりする。

だから娘からのヘルプ要請は、案外うれしかったりする。

もちろん娘に会えるのもうれしいしね。

しょっちゅう会ってるけど。