後継者が動かない。その背景には別の理由があるかもしれません。 | 50代からの人生リスタート戦略ノート

50代からの人生リスタート戦略ノート

立ち止まりながら、これからを考えるためのノート

後継者がなかなか動かない。

自分から提案してこない。

 

言われたことはやる。

でも、それ以上が出てこない。

 

そんな悩みを聞くことがあります。

事業承継に限らず、組織の育成現場でもよくある話です。

 

そして多くの場合、その原因は主体性不足だと考えられます。

 

もっと自覚を持ってほしい。

もっと考えてほしい。

もっと前に出てほしい。

 

そう感じるのも自然なことです。

 

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本当に主体性の問題なのでしょうか

ここで一度立ち止まって考えてみたいことがあります。

 

本当に足りないのは、主体性なのでしょうか。

 

もちろん、主体的に動けることは大切です。

しかし、主体性は突然生まれるものではありません。

 

人は、自分に可能性があると思えた時に動き始めます。

 

自分の意見が役に立つかもしれない。

提案してもいいかもしれない。

自分にもできるかもしれない。

 

そう思えた時、人は少しずつ前へ出るようになります。

 

 

可能性が見えなくなる時

逆に、可能性が見えなくなるとどうなるでしょうか。

 

提案しても通らない。

意見を言っても変わらない。

挑戦しても評価されない。

失敗だけが目立つ。

 

そんな経験が続くと、人は次第に考えることをやめていきます。

 

やる気がなくなったわけではありません。

能力がないわけでもありません。

 

ただ、可能性が見えなくなっているのです。

 

だから、発言が減る。

提案が減る。

主体的な行動も減っていく。

 

結果だけを見ると、主体性不足に見えてしまいます。

 

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見るべきものは能力だけではない

育成というと、つい能力向上に目が向きます。

 

知識を教える。

経験を積ませる。

仕事を任せる。

 

もちろん大切です。

しかし、その前に必要なことがあります。

 

それは、本人が自分の可能性を感じられているかどうかです。

 

自分の考えが役に立つ。

自分にも価値がある。

自分にも未来をつくる力がある。

 

そう感じられる環境があってこそ、主体性は育ちます。

 

 

可能性が見えると起きること

可能性が見えるようになると、人は変わります。

 

自分で考えるようになります。

意見を言うようになります。

提案するようになります。

 

そして、誰かに言われたからではなく、

自分の意思で動くようになります。

 

主体性とは、無理に引き出すものではありません。

可能性が見えた時に、自然に立ち上がるものなのかもしれません。

 

だからこそ、後継者育成とは、

能力開発だけではありません。

 

可能性の回復でもあるのです。

 

 

問い

今、あなたが「動かない」と感じている人はいるでしょうか。

 

そして、その人に足りないのは本当に主体性なのでしょうか。

 

それとも、まだ自分自身の可能性が見えていないだけなのでしょうか。

 

もし、その可能性が見えるようになったなら…

その人だけでなく、組織そのものも変わり始めるかもしれません。


▶︎ 後継者や組織の中にある可能性を、どうすれば引き出せるのか。
まずは現状を整理してみる。

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