50代からの人生リスタート戦略ノート

50代からの人生リスタート戦略ノート

立ち止まりながら、これからを考えるためのノート

人生や仕事には、
立ち止まって考えたくなる転換点があります。

このブログでは、

・セカンドキャリア
・事業承継

など、
人生や仕事の転機に役立つ視点を発信しています。

『本来持っている可能性に気づき、次の一歩を見つける』

あなたらしい未来を考えるきっかけになれば幸いです。

人と会った帰り道。

 

駅へ向かって歩いているときや、

電車に乗って窓の外を眺めているとき。

ふと、

 

「あの人とは、また会いたいな」

と思うことがあります。

 

でも、

「どうして?」

と聞かれると、意外とうまく説明できない。

 

何か特別なことをしてもらったわけではない。

仕事につながりそうだからでもない。

すごい情報を教えてもらったからでもない。

次に会えば何か得られそう、ということでもない。

 

それでも、また話してみたい。

もう一度、会ってみたい。

 

そんな人がいます。

あの感覚は、いったい何なのでしょう。

 

 

会っているときより、別れたあとに分かることがある

人と会っている最中は、案外いろいろなことを考えています。

 

何を話そうか。

相手はどんな人だろう。

自分のことをどう説明しようか。

次は何を聞こうか。

 

仕事で会っているなら、当然、仕事のことも考えます。

だから、その人といる時間をどう感じていたのかは、

その場ではよく分からないことがあります。

 

むしろ、別れたあと。

一人になったときに、何となく分かる。

 

「楽だったな」

「もう少し話したかったな」

「あの話、もう少し聞いてみたいな」

 

あるいは、理由もなく、

「また会いたいな」

と思う。

 

人との関係には、その場では分からず、

あとから残るものがあるように思います。

 

 

何を話したかより、どんな自分でいられたか

では、なぜその人だったのでしょう。

話が面白かったからかもしれません。

考え方に共感したからかもしれません。

 

自分の知らない世界を持っていたからかもしれません。

もちろん、そういうこともあるでしょう。

でも、それだけでは説明できない人もいます。

 

振り返ってみると、

 

その人の前では、自分を大きく見せなくてよかった。

何か気の利いたことを言おうとしなくてよかった。

まだ整理できていない話を、そのまま話せた。

 

「それはこういうことですよ」

と、すぐに答えを出されなかった。

少し黙って考えていても、急かされなかった。

 

そんな時間だったのかもしれません。

 

だとすると、

「また会いたい」と思った理由は、

相手が何をしてくれたかだけではない。

 

その人といるとき、自分がどんな状態でいられたか。

そこにも理由があるのかもしれません。

 

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人との関係を「何が得られるか」で見ていると、見えなくなるもの

大人になると、人と会うことには何かしらの目的が

ついてくることがあります。

 

仕事。

学び。

情報交換。

相談。

人の紹介。

 

もちろん、それ自体が悪いわけではありません。

限られた時間を使って人と会うのですから、目的があるのは自然なことです。

 

でも、人との関係を、

「この人から何を得られるだろう」

という物差しだけで見てしまうと、こぼれ落ちるものもあります。

 

何も具体的なものを得ていないのに、なぜか心に残る人。

何の約束もしていないのに、また話したくなる人。

次に何をするか決めていないのに、関係がここで終わった気がしない人。

 

そういう関係は、効率よく説明するのが難しい。

 

でも、長く人と関わっていく中では、

むしろそういう出会いが後になって大きな意味を持つこともあります。

 

誰といるとき、自分は自然でいられるのか。

そんなところから、今の自分が大切にしているものが

見えてくることがあります。

 

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「また会いたい」は、相手の評価ではないのかもしれない

ここまで考えて、少し面白いことに気づきます。

 

「また会いたい人」を考えているようで、

実は見ているのは相手だけではない。

自分自身でもある、ということです。

 

どんな話をしているときに、自分は時間を忘れるのか。

どんな問いを向けられると、もう少し考えてみたくなるのか。

どんな距離感だと、自分は無理をしなくて済むのか。

どんな人の前なら、まだ答えのない話を口にできるのか。

 

そこには、自分が人との関係に求めているものが表れています。

 

安心なのかもしれない。

好奇心なのかもしれない。

率直さなのかもしれない。

考える余白なのかもしれない。

 

あるいは、

まだうまく名前をつけられない何かなのかもしれません。

だから、

 

「なぜ、あの人にはまた会いたいと思ったのだろう」

 

と考えてみることは、

自分の価値観を知ることにもつながっている気がします。

 

 

50代になると、「誰と過ごすか」の意味も少し変わる

若い頃は、とにかく人と会うこと自体が面白かった時期もありました。

 

知らない世界を知りたい。

いろいろな人から学びたい。

仕事につながる人とも出会いたい。

人とのつながりを広げたい。

 

そうやって多くの人と会うことで、

自分の世界も広がっていったように思います。

 

それは今でも大切です。

 

ただ、年齢を重ねると、少し違う感覚も出てきます。

 

会った人の数より、

「もう一度話したいと思える人がいたか」

の方が気になる。

 

知り合いが増えたことより、

「この人とは、もう少し関わってみたい」

と思えたことの方が残る。

 

人との関係を広げることから、選ぶことへ。

というほど単純でもありません。

 

新しい出会いは、これからも必要です。

 

ただ、その中で、

自分の中に何が残ったのかを、以前より大切にするようになる。

そんな変化はあるのかもしれません。

 

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もう一度会うと、最初には見えなかったものが見えてくる

一度目に会ったときは、お互いにまだ分からないことが多いものです。

 

どんな人なのか。

何をしているのか。

何に関心があるのか。

どういう考え方をするのか。

 

限られた時間の中で、それを少しずつ知っていく。

でも、もう一度会うと、少し違います。

 

前に話したことがあります。

「この前の話、その後どうなりました?」

と聞ける。

 

相手も、自分のことを少し知っている。

一度目には話さなかったことが、二度目には自然に出てくることもある。

 

関係というものは、一度会っただけで完成するものではありません。

 

もう一度会う。

また話す。

前回の続きを聞く。

 

そんな小さな積み重ねの中で、

少しずつ変わっていくものなのだと思います。

 

だから、

「また会いたいな」

という感覚は、案外大切なのかもしれません。

 

それは、

「この人との関係には、まだ続きがある気がする」

という、自分の中から出てきた小さなサインなのかもしれません。

 

 

だからといって、すぐに何かをしなくてもいい

「また会いたい」と思ったからといって、

すぐに次の予定を入れなければいけないわけではありません。

 

人との関係まで、行動計画にしなくてもいいと思います。

ただ、覚えておく。

 

「あの人とは、また話したいと思ったな」

と。

 

そして、いつか何かの機会に思い出す。

 

同じテーマの話を聞いたとき。

その人が関心を持っていたことに出会ったとき。

自分の中で、前に話していたことの続きが生まれたとき。

 

そんなときに、

「そういえば」

と、もう一度つながる。

 

それくらいの自然さでいいのかもしれません。

 

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あとがき

最近、人との出会いについて考える機会が増えました。

 

新しい人と会うことは、もちろん面白い。

知らなかったことを知り、自分とは違う考え方に触れ、

新しい世界が見えることがあります。

 

でも、それと同じくらい、

一度会った人と、もう一度会うことにも意味があるのだと思うようになりました。

 

最初の出会いでは分からなかったことがあります。

時間が経ったから話せることもあります。

お互いに少し変わっていることもあります。

 

そして、二度目に会ったとき、

「この人とは、こういう話ができるんだ」

と初めて分かることもある。

 

だから最近は、たくさんの人と会ったかどうかだけではなく、

「その中に、また会いたいと思った人がいたか」

も大切なのではないかと思っています。

 

その理由は、うまく説明できなくてもいい。

むしろ、説明できないからこそ、少し立ち止まってみる。

あの人の何がよかったのだろう。

 

というより、

あの人といるとき、自分はどんな自分だったのだろう。

そう考えてみる。

 

そこには、人との関係だけではなく、

今の自分が何を大切にしているのかも表れている気がします。

 

最近、あなたが、

「また会いたいな」

と思った人は誰でしょう。

 

そして、その人といるとき。

あなたは、どんな自分でいられたでしょうか。

 

人との関係を振り返ることから、

自分が大切にしたいものが見えてくることがあります。

 

一つの問いから、今の自分を少し見つめてみることができます。

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