50代に入った経営者の方から、よくこんな言葉を聞きます。
「そろそろ事業承継を考えないといけないのは分かっている。でも、気持ちがついていかない。」
実はこの状態、珍しいことではありません。
むしろ、多くの50代経営者が同じ壁にぶつかっています。
■ 事業承継が進まない“本当の理由”
事業承継を先送りにしてしまう理由は、表面的にはこう語られます。
- 後継者がまだ育っていない
- 会社の状態をもう少し整えたい
- 組織がまだ不安定
ただ、丁寧にお話を伺うと、もっと深い部分に原因があります。
それは、「経営者自身のキャリアの停滞」です。
会社の未来を考える時、自然と「自分自身のこれから」も向き合うことになります。
・ 会社を手放した先に、私は何をするのか
・ 自分の存在意義はどこにあるのか
・ まだやり残したことがあるのではないか
こうした“静かな不安”が、無意識のうちにブレーキをかけます。
■ 50代経営者が向き合うべき「二つの承継」
事業承継には、実は二つの側面があります。
- 会社の承継(ハード) …株、役職、意思決定権などの引き継ぎ
- 経営者自身の承継(ソフト) …役割、価値観、人生の次ステージ
この二つが整って初めて、事業承継はスムーズに進みます。
そして多くの経営者がつまずくのは、実は後者――
■ 経営者のキャリア停滞が解消すると、事業承継は自然と動き出す
私が支援してきた経営者の方々も、例外なくこうでした。
「自分自身の“次の役割”が見えた瞬間、会社の承継も急に進み始めた。」
逆に言えば、経営者自身の未来が曖昧なままでは、どれだけ計画を立てても前に進みません。
だからこそ、50代の経営者がまず取り組むべきは――
「会社より先に、自分自身の“次のキャリア”を整えること」
これが、承継成功のもっとも大きな鍵となります。
■ 今、経営者として立ち止まっているなら
事業承継とは、後継者の問題ではなく、
経営者自身の人生の再スタートそのものです。
50代は遅くありません。
むしろ、“第二の経営視点”がもっとも深まる年代です。
必要なのは、後継者の育成よりも先に、
あなた自身の未来を整えること。
■ LINEで受け取れる無料診断
今のあなたがどの状態にいるのか、5分で分かる
「50代キャリア・チェック(無料)」をご用意しています。
▼こちらから受け取れます▼
👉50代キャリア・チェック
経営者人生の“次のステージ”を一緒に整えていきましょう。


