チマさんが巣立ちました。 | 田舎暮らしと保護猫たちと

田舎暮らしと保護猫たちと

【保護猫部屋かとう】です。
2016年末移住した限界集落で自宅シェルターに
遺棄猫を保護→譲渡活動中。
▶︎第2種動物取扱業 届出済
▶︎代々保護猫と暮らして35年
▶︎移住後に保護した猫38匹
(看取り8匹/譲渡13匹)
▶︎現在は保護猫17匹を夫婦でお世話中。

 
 
 
先週の譲渡会でトライアルが決まっていた
チマさんですが、つい3日前に
 
やっぱり仔猫の方がいいので、
キャンセルさせてください。
すみません。
 
と、トライアルは白紙となりましてムキー
 
でもお迎えいただいて、
チマちゃんの環境が激変した挙句の
キャンセルでなかったことに安堵しました。
 

 

 

 

乳飲み子の時から大切に育てた可愛いチマさんですから。

我が家に来てから半年。

ちっちゃくてヨチヨチ歩きだったよね。

このつぶらな瞳ったらラブ


 

すっかり可愛くなってラブ



 

こうやって見返すと、ホントに大きくなったね。

お外を眺めてたね。

チマさんの後ろ姿が凛々しい。

 

 

 

そして今朝、また宮崎動物愛護センターへ向かいまして、譲渡会に参加しました。

たくさんの方に抱っこされて頭を撫でられていましたが、お迎えには至らなかった午前中。

 

さてそろそろ帰ろうかと考え始めた時に、急遽決まりました。

昨年、先住猫さんを20歳で見送られ、先住猫さんと同じハチワレさんを探しておられたご一家。

当センターにも何度も来られて探しておられたのですが、ご縁を感じる出会いがなかったとのことでした。

 

 

チマさんを抱っこされ、是非迎えたいと仰っていただきました。

これから20年一緒にいられるように大切に育てます。

と仰っていただき、号泣しました。

 

チマさんは当惑していたかもしれません。

でもきっと大切にしていただけると感じました。

 

同じ県内ですが、我が家から3時間くらいかかる場所にチマさんは巣立っていきました。

チマさん、うんとうんと愛されて幸せにね笑い泣き

 

嬉し泣きしながら、クルマを運転して帰りましたが、

今も放心状態です。

 

チマさんが伸び伸び暮らせる

幸せなご縁をいただいたことに

感謝と安堵の気持ちが混ざって混沌としてはいますが。

 

でもね、うん。

今夜くらいは泣いてもよかろう、ワタシ。

 

スポイトとシリンジで3時間おきに

ミルクを飲ませて体重を測っていたあの日を思えば。

 

 

 

 

うんと幸せになるんだよ、チマさんおねがい